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再来店を本気で考える・セカンド《販売力向上講座note》


再来店、本当に考えていますか?

*この記事は2018年に配信したメールマガジンの記事を再編集して掲載しつつ、2024年現在でも考えておきたい内容を追記しています。

最近、いろんなお店の店長や企業の教育担当者と話をしていて感じていることがあります。
「本気で再来店について考えてますか?」です。

自店(自社)の売上を上げたいということで教育や相談に乗る機会は多いのですが、だいたいの方はやっぱり「お客様にまた来てもらえるようにしたい」という話をされます。
いや、それはよくわかります。
1回の来店・購入だけで終わってしまうのは店の存続を考えてもかなり厳しい。
普通の商売であれば、何度も来店してもらってリピートをしてもらえることがやはり必要になるわけです。

一般スタッフでもそれはよくわかっていて、だからこそ「お客様にまた来てもらえるようにしたい」という言葉は出てくるのでしょう。

ですが、そのための実行策として何をするかを尋ねてみても、出てくるのはどこかで聞いた話ばかり。
単純に考えていないだけなのかもしれませんし、他にできることがないと諦めてしまっている人もいます。
でも、これから先、どう考えても本気でここを考えておかないと、絶対に立ち行かなくなります。

商品の選択肢も購入場所の選択肢もいくらでもある時代です。
飲食店でいくら美味しいメニューを出していたとしても、美味しいお店なんて星の数ほどあります。

そんな中で「また来てもらう」というハードルを超えるのは、そう簡単なことではありません。
だからこそもっと真剣に考えてみましょう。

再掲:再来店を本気で考える

お客様に、二度目以降も来店してもらう。

つまり『再来店』と呼ばれることに関して、販売員は本気で考える必要があります。再来店がなければお店はいつか立ち行かなくなりますし、売上も次第に低迷していってしまうからです。

なのに、ここに関しての意識があまりなく、
「今日は売れたから良かった」「とりあえず今のお客様には買ってもらえた」
で、止まってしまっている販売員が多いのですね。

お客様の来店数を増やす方法は、様々あると思います。

お店や商品の見え方を作るVMDもそうですし、スタッフ自身の接客レベルもそうでしょう。

無愛想な応対よりも、愛想の良い応対をするべきだとか、接客技術の向上も客数を増やすためには欠かせません。

しかし、それだけでお客様が再来店をしてくれるわけではありませんよね。

読者の皆様も愛想の良い店員さんがいたらかといって、それだけでまたそのお店に足を運ぶかといったら決してそうではないはずです。

もっと他にいろんな理由があって、またお同じ店に足を運ぶはずなんですね。

ではどうすれば「またあの店に行きたい」と、思ってもらえるのでしょうか?

実を言うとその答えは一つだけとは言えません。本当に多くの要因があって、再来店は生まれるからです。

ただ、答えを導き出すための方法としてわかりやすいものがあります。
自分自身が、再来店をするときの理由です。

これは少なくとも最初に考えておくべきポイントです。

例えば、ポイントカードで再来店を促そうとするお店は多々ありますよね。それだけで再来店を促せていると思っているお店や販売員も多いかもしれません。

ですが、ご自分の経験で考えてみてください。

ポイントカードをもらうだけで「また行こう」と果たして本気で思えるでしょうか?

「また行こう」と思うどころか、そもそもポイントカードをもらうことすらためらってしまう人も多いのではないでしょうか。

でも逆に、そういった販促物などは関係なく再来店してしまうこともありますよね。

例えば、僕がよく2回目以降も行ってしまうお店は、商品の良さを1回目でハッキリ知れるお店です。

1回目にお店へ行った時にスタッフの方から、『自店の商品がどれだけ良いものか、他のお店と比べてどんな強みを持っているか』を教えてもらっていたりすると、またその店へ足を運んでしまいます。

これが例えどれだけ良い商品を扱っていても、1回目の入店時にその良さを教えてもらえなければ、やっぱり2回目に行くことはないんですね。

もちろんそれだけではなくて、他にもいくつか思わずまた行ってしまうという理由はあります。

これらを考えて自分で分析することで、「じゃあ自分が店に立つ時はこうしよう」というポイントが見えてくるわけです。

それによって実際にお客様の再来店が増え、自然と売上も上がっていくということなんですね。

だから、販売員として店頭に立っていて真剣に売上をあげたい、お客様を増やしたいと思うなら、もっとお客様に再来店してもらうための意識を持たなければいけないのです。

あなたのお店にまたお客様が再来店してくれる理由は、どんな理由でしょうか?
それを意識的にやるとしたらどんな方法が考えられますか?

本気の再来店促進は3つのポイントで考える

さて、上記までがメールマガジンで配信した内容なのですが、この記事自体は6年ほど前に書いた記事です。

あれから6年が経ち、今にして思うことをちょっとばかり綴っておきたいと思います。

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