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#15 シェアハウスとイライラと。

今回は少しネガティブな話。最近感じるフラットシェアでのイライラについて、文字に起こさないと爆発しそうなのです。イギリスでの家探しについては、#7 家探し、一旦完了。「#9 契約あれこれ。」に記載しました。それから早くも10か月弱が経ち、来月末に退去すべく私の部屋の引き取り手を探しているのですが、これから記録する愚痴を内見対応中に言わないように注意するほど… どうしたものか… ただ愚痴を呟くだけでは建設的ではないので、文字に起こしながら解決策も一緒に考えてみようと思います。また、これから国内外でシェアハウスを始める人の心構えになれば幸いです。


これまでのシェアハウス歴

海外留学やインターンなどを経験してきたため、一般的な日本人と比べて、外国人と住む経験は豊富だと自負しています。例えば…

  • オーストラリア・アデレード:高校生。3週間のホームステイ。

  • 米国・オレゴン大学:大学生。1年間の交換留学。2人で1部屋をシェア。シャワーやトイレは20人以上とシェア。結構苦労した思い出。

  • 日本・西早稲田寮:大学生。1年間、レジデント・アシスタントとして留学生向けの寮に入居。自室にシャワー・トイレあり。キッチンや洗濯機は共用。

  • 日本・ボーダレスハウス:社会人。3年間、日本人:外国人=1:1という環境で15人と生活。キッチンやシャワー、トイレ、洗濯機が共用。

  • イギリス・マンチェスター:現在。入居してから約10か月。日本人(自分)、イギリス人、インド人、中国人の4人構成。キッチンやシャワー、トイレ、洗濯機が共用。

こんな感じで、ほぼ一人暮らしをしたことがなく、日頃からバックグラウンドも年齢も異なる人達との暮らしに慣れてきたはず。そして、そんな環境を好み、楽しんできました。なのに、わざわざブログにするほどイライラするなんて… 自分に何が起こっているのか… 説明していきます!共感できな部分もあるかと思いますが、お手柔らかにお読みください!

生ごみを放置しないで!

みなさん「コバエ」は好きですか?私は大っ嫌いです。イギリスの夏は、日本ほど暑くはないけれども、虫が大量発生するくらいには暖かくなります(20度くらい?)。そこで問題になるのがコバエ問題。私は冷凍カット野菜を使うので生ごみが出ないのですが、フラットメイトは生野菜を調理します。そして、キッチン台に生ごみの袋が置いてあるわけです。

冬は放置していても問題なかった生ごみ。しかし、春・夏は一日放置するだけでコバエが発生(イライラ)。特に、バナナの皮が天敵なことに最近気づきました。しかも、その生ごみ袋が私の棚のすぐ近くなんです。朝起きてキッチンに行くたびに、ため息をつき、フラットメイトとのグループチャットに注意喚起する毎日… 疲れました。

ここまでくると、自分が気にしすぎ?虫嫌いすぎ?なのでは?日本人以外(友達や英会話の先生)に聞いてみました。全員が口を揃えて「嫌だよね~」っという反応でした。

解決策として、蓋つきのごみ箱を買えばよいのですが、自分は生ごみをほとんど出さないし、残り1か月弱しか住まないのに、お金を払うのは気に食わない。なので、取り急ぎ、蓋つきのプラスチックケースを見つけて代替品として使いつつ、ネットで調べた「お酢(麺つゆでもいいらしい)と洗剤を混ぜたトラップ」を設置しました(めっちゃ捕まってる!気持ち悪い!)。ただ、お酢の臭いが苦手なので、コバエだけでなく、私にもかなりのダメージ。「気づいた自分が捨てればよくない?」っという声も聞こえてきそうですが、自分が出していないゴミを捨てるのは気に食わない。ただ、今後、途上国で働くことを考えると、コバエごときでイライラしちゃいけない…と反省しつつも、イライラしてます。

便座は下げて使って!

日本のお母さんのような発言ですが、「便座は下げて使ってほしい。」SNSで流れてきた記事によると、国によって便座を下げて小便する比率が大きく異なるとか?日本のシェアハウスでも同じようなことはありました。そして、その時はあまり気にならなかったんです。違いは何か?それは、飛び散った誰かの尿を私が掃除しなければいけないということ(なんか汚くてすいません)。私のフラットでは、月1で共用部分の掃除当番が回ってきます。なので、私のせいではない汚れを私が掃除することが気に食わない。書いていて、自分勝手な気もしてきました。

これに関しては、お国柄にもよるので、どう注意すべきか(そもそも注意すべきか)悩んでいます…(イライラ)

静かに歩いて!

私の入居後、上に住むフラットメイトが代わりました。そこから始まったのが足音?生活音?問題。前のフラットメイトの時は、こんな音しなかったのに… 体重のせいなきもするし、歩き方のせいな気もするし。一度、夜中の3時ぐらいに凄くうるさくて、次の日の朝「何してたの?」っと聞いてみたところ、ドヤ顔で「飲んだ後、帰ってきたんだよね(ドヤっ)」っと言われて、イライラを越えて、ガックシしました。自分が発する音が、同居人にどれぐらい聞こえてるとか考えたことないのでしょう。

解決策としては、そもそも家が古いのも問題な気もしつつ、今後は一番上の階に住むとか?

もう少し掃除頑張ろう?

国というよりは、人によって綺麗さの基準って異なりますよね。ここ数か月のイライラで気づいたのは、「他人の汚れを掃除することが嫌」であるということ。今までの共同生活では、共用部分の掃除は外注していたので、気が付きませんでした… そして、フラットメイトの綺麗さの基準が、私が求める最低基準に満たないんだと思います。例えば、こんなところ…

  • シャワー:使い終わったら窓とドアを開けない。結果、赤カビ発生。掃除当番が綺麗にしない。←気づいたら指摘。赤カビは歯ブラシを使って掃除。

  • 洗面所:明らかなカビ。掃除当番が綺麗にしない。←気づいた自分で掃除。

  • 排水溝:女性の長い髪や人種による体毛で詰まる。水が流れず、カビの原因に。←「Mr Muscle」が効果抜群で感動!

  • コンロ:料理中にこぼした汁とかそのまま。←週1の掃除で綺麗に。

  • キッチン・シンク:使い終わったスポンジを放置。←気づいたら乾かす。

日本人なら、小学校の家庭科とか掃除の時間で学ぶような当たり前が当たり前じゃないんだなぁと実感します。そして、気にしたもん負けな感じもします。最近対応している内見で「キッチン綺麗だね!」と言われ、「嘘でしょ…」と思いました笑 書いてて悲しくなってきました。っというか、フラットメイトの顔が頭に浮かんできてイライラしてきた。


こういったイライラも、もっと稼ぎが良くて、家賃が高い家に、少ないフラットメイトと暮らせていれば、感じることはないんだろうと思っています。海外生活って、日頃小さいことでストレスが溜まるからこそ、家は落ち着ける場所であってほしい。フラットは、フラットメイト・ガチャの部分が大きいです。今のフラットメイトが引っ越してくる前は、問題なかったんです。今のフラットメイトが私に合わないんです(一概にフラットメイトが悪いとは言えない。なぜなら生まれ育った環境が異なるから…)。

こういったイライラを感じつつ、親のありがたみと日本の教育の素晴らしさを思い知る日々なのでした。

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