見出し画像

#7 家探し、一旦完了。

※サムネイルはイメージです。
日本への一時帰国中に始めたマンチェスターの家探し。友達のツテもあり、ホステル暮らしは、1週間程度で終わり、今は、中心地・ジム付き・プール付き・サウナ付きフラットに住んでいます。ただ、諸事情あり、ここに住める期間は1ヶ月のみ。11月末から住む家を探す必要がありました。その家探しが完了しました!そこで、今回は、約2ヶ月に及ぶ熾烈な家探しを記録したいと思います。

一抜けしてしまったトルコ人…

一時帰国中の戦略は、1) SpareRoomを使って、個人で入居できるシェアフラットを探す、2) SpareRoomを通して知り合ったトルコ人と2人で入居できるフラットをRightmoveで探す。でした。お互い気になるフラットを見つけては、WhatsApp上で共有し、内見依頼を送る日々。さらに、渡英日1週間前にして、3人目のフラットメイトとして、インド人が加わること。そして、その次の日… トルコ人から「個人で入居する家が見つかった。」との連絡が… 彼はすでに大手企業から内定をもらっていることもあり、予算も潤沢、大家さんからの心象も良かったのでしょう。

そして、渡英前後の準備のゴタゴタもあり、インド人との連絡は疎遠に。そんなこんなで、上記戦略の内、1)をメインに家探しを継続することになりました。

返信率が上がった内見依頼↑

イギリスから家を探していること、さらに家探しの途中で仕事のオファーが来たことが理由で、SpareRoom上でのメッセージ返信率がかなり上がりました!また、SpareRoomに課金することで、売りに出されたフラットにすぐにメッセージを送れるようにし、希望の条件に当てはまるフラットが出たらメールで通知が来るようにも設定しました。

また、ネットを参考に内見依頼のメッセージを改善。1) いつ入居したいのか、2) 内見希望日、3) イギリスで何をするのか、4) 趣味やフラットメイトとしたいこと、5) 「綺麗好きで、騒がしくないです」をアピールするようにしました。

最後に、初めてイギリスに来て家探しする人には難しいのですが、「前に住んでいた家からReferenceを貰える」旨を記載しました。SpareRoom上では、Referenceの提出を必須としているフラットが多く、今までは、それだけで候補から外していました。ただし、例のトルコ人は、自己紹介欄に「Reference提出可」と書いていたので、真似してみることに。調べてみると、Referenceには、1) 雇用主から、2) 元大家やフラットメイトからの2種類があるようです。そこで、2) をまずは確保するべく、大学のAccommodation Office(院生の時は、学生寮に住んでいたので)に連絡。すると、「大家から連絡が来れば、Reference作成するよ。」と言ってもらえました。「断られることを恐れて、行動しないなんてもったいない」っというのは、大学院にアプライした時から感じていることの1つです。

Hello, 相手の名前
I’m 自分の名前 and 28 years old from Japan. I'm interested in your ads and would appreciate it if I could move in 28th November or earlier. Also, I want to do viewing , if possible. Do you have available time slots?

A little bit about myself:

I finished my Master’s course at the University of Manchester the last September. Then, I went back home to Japan and recently returned to Manchester. I was employed by a Japanese governmental agency, and I’ve got a job offer from the university.

I used to live with more than 10 flatmates in a student accommodation. I’ve never got complains from them about my noise or tidiness. Also, I was never late for paying the rent. The university accommodation office can provide a reference once you contact them, if you need.

I’m looking for a nice place to live, with friendly flatmate(s). I’m happy to contribute to household chores, and help keep the place clean and tidy. Also, I enjoy working out at gym, eating out with friends, reading comics and watching Youtube/Netflix. Also, I started bouldering recently.

Thank you for your time, and I am looking forward to hearing from you.

Best regards,
自分の名前

ご参考までに、内見依頼文を貼っておきます!

ここから怒涛の内見が始まりました!

怒涛の内見開始!

Referenceについて記載したタイミングくらいで、どっと内見依頼の返信が来るようになりました。本当は、1日に複数の内見ができれば効率的なのですが、うまく調整つかず… 1日1件程度の内見をしては、大学の図書館で時間を潰す(勉強したり)毎日を送っていました。ここからは、内見で訪れたフラットをご紹介します。

1. City Centre

人生で初めての内見、さらにSpareRoom上でフラットメイトの写真がなく、夜に集合だったのが怖くて、中国人の友達を連れて、いざ初内見へ!

場所は、中心街を超えて北に10分程度行ったところ。大きいアパートの2人部屋でした。勝手に怪しいと感じていたフラットメイトは、ジムを経営する優しい男性。なぜか中国人の友達と政治の話をし始めるほど、フランクな人でした。ただ、ロケーションが問題に… この内見の前日に大学から仕事のオファーをもらったため、ここからだと、働く予定の大学からは、かなり遠いんです。逆に毎週通っているボルダリング場からは近いのですが… 加えて、2人部屋だからなのか個人部屋に鍵がかけられないのも懸念点となり、このフラットは選ばないことに。

2. Ardwick①

Ardwickは、勤務地となる大学の裏の住宅街です。BBQや寿司パーティをした友達のフラットもこの地域にあります。なので、大学からは、徒歩10分程度。今回のお部屋は、3階建住居の1階のシングルルーム。正直なところ、かなり手狭。さらに、通りに面している部屋なので、せっかくの大きな窓とカーテンは開けられなさそう。また、キッチンやトイレも物が雑多と積み上げられていました。加えて、大家さんからは、「シャワーを浴びたら、壁を拭くこと。個人部屋の鍵はかけない。」というハウスルールを伝えられ、ここも断念。ただ、現在住んでいる5人中3人がゲイらしく、自分が入居したら5分の4がゲイに。フラットメイトにはならないけど、遊びに行きたい気持ちは湧きました。

3. Ardwick②

SpareRoomに掲載された写真を見て、かなり期待していたフラット。3階建の住居の1階部分で、個人シャワー・トイレがある(En-suite)のダブルルームです。今回内見した部屋の中で、1番大きいのは好印象。

日の光も良く入るお部屋

ただ、キッチンや廊下などの共有部分が汚かった… 家の裏はゴミ溜まりなっていました。さらに、Ardwick①と同様に、通りに面した1階の部屋なので、カーテンや窓を開けられないのが難点ということで、こちらも却下。

使った皿も洗わず放置…

4. Ardwick③

最終的に決定したのは、このフラット。3階建住宅の2階のダブルルーム。家具付きで、見たところ収納も十分そう。キッチン・シャワー・トイレの共有部分の綺麗さも許容範囲でした。偶然フラットメイトとも遭遇し、大家さん・フラットメイト共に、雰囲気も良し。中心地へのバス停も徒歩1分程度と便利。少々の懸念点は、大学や最寄りのスーパーやジムが、徒歩20分くらいで少し遠め。オフィス勤務の日程と上手く合わせて、買い物や筋トレはすることになりそうです。さらに、契約してから気づいたのが、窓が北側なので、冬は日の光が入らず、極寒かもしれません。ただなんと言っても、家賃が月£500以下(水道光熱費、カウンシルタクス含む)なのが、安すぎて魅力的でした。

5. Ardwick④

前のフラットがかなり良く、仕事も遅かれ早かれ始まりそうで内見の時間が取れなくなりそうで、最後の内見と決めたこのフラット。3階建住宅の2階に位置する大きめのダブルルーム。このフラットはなんと言っても、キッチンが大きくて魅力的!

広々としたキッチン!

ただ、共用リビングの電気が切れていたり、トイレのゴミ箱がいっぱいだったり、なぜか家の前のゴミ箱からゴミが溢れ出ていたり…と、管理不足・汚さが目立ちました。また、内見の担当者が家のことあまり把握してなくて、フラットメイトの雰囲気を確認できなかったこともあり、こちらも却下!


結果、SpareRoomやRightmoveで送ったメッセージは、数十件、内見できたのは5件のみ。マンチェスターの家探しは、熾烈を極めており、内見せずにデポジット(仮決め)したいと申し出る人も多いのだとか… 中心地では、至る所で高層ビル建設が行われているので、家賃は高騰しそだけど、数年後には落ち着くのか?何はともあれ、仕事が始まる前に決まって良かった!決まった家の詳細や大家さんとの契約の流れは、また入居したタイミングで記録に残そうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?