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ロンドン駐在記011 : 住居 (家探し/Part2)

1. チェックポイント

 駅前のFlatで、下記の項目を基準に物件を見た。
 買い物に便利な立地
 子供の病院への近さ
 公園への近さ
日本人に紹介する物件はそれなりの質をもっているため、防犯、暖房等々は質問程度で判定基準とまではならなかった。通勤の便利さなんかは後回しにせざるをえず、決定権は妻が握っていた。まあ、一番長い時間滞在するのは妻と子供なので、亭主に発言権はほとんどない。

2. 家探しの期間

 出社初日の次の日より物件下見にでかけ、1週間で物件を選定、残りの1週間で契約書の手続き、掃除などを行ってもらい、Total 2週間を有した(ばっちり予定通り)。ただし、決定までは、そんなに順調にいったわけではない。決めた物件の大家さんが夏休みで連絡がとれず、契約がいつできるかはっきりしなかった。(夏休みでも携帯ぐらい返事しろと言いたいところだが…。)スケジュール第一優先の部屋探しゆえ、タイムリミットを指定しその時間までに大家のサインを得られなければ、違う物件で決めると宣言し、新たな物件を探しに行く手はずをしていた。まさに新しい所を見に行く寸前に携帯に電話が入り大家が決まったとの連絡が入った。

3. 契約

 契約書は会社に提出し、人事と法務がチェックした後にサインされる。人事の担当は良い人であるが常に小言を言っていて面白い。契約書のサインには最低5日間は必要だといつも言っている。(実質1日仕事であるが…。)私の時もぶつぶつ言いながら翌日にはサインした契約書を渡してくれた、本当は5日必要だと言いながら。ただし、渡してくれた契約書は別の方の分もまぎれており、同僚には私の分の一部を渡していた。また、小切手の切り方も、私の契約の小切手に同僚の契約の手数料も組み込まれており、同僚と私の契約は一心同体として取り扱われており、気持ちよいくらいめちゃめちゃであった。

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