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急激に襲われる"不安の正体"


転職で東京からたった1人で大阪に来て1年半が経とうとしています。
(私のプロフィールについては是非こちらをご覧下さい)

これまで環境の変化に戸惑うことも多く「オドロキの大阪」という記事を書いてきました。

「1年も経てばだいぶ慣れたでしょ?」と良く言われます。
確かに良くなった部分もあれば悪くなった部分もあります。


■良くなった部分

良くなった部分は・・・

 ①仕事が想定以上に充実している
 ②通勤時間が1/3になりストレスからの解放と自由に使える時間が増えた
 ③交友関係が広がり公私ともに充実しはじめた
 ④想像以上に大阪は過ごしやすい

こんな感じでしょうか?
少なくとも④についてはこちらにも書きましたが、来る前の印象と実際に住んでみると大きな違いがありました。

■悪くなった部分

これは完全に私自身の問題なのですが、東京にいる時に感じることの少なかった”寂しさ”というものを意識することが増えました。

この記事のタイトルにもある通り、時たま急激に不安がやってくるのです。

具体例を出すと・・・

 ・友人の家にお邪魔して家族と過ごした後、ふと出張へ向かう飛行機の中
  で寂しくなる
 ・北海道の実家のようなところで過ごした後、ふと電車の中で寂しくなる
 ・外部研修で濃い3日間を過ごした後、ふと帰りのバスの中で寂しくなる

共通して言えるのは自分にとって温かな空間にいて、そこから離れて1人になる時に起きるような気がします。
最近は温かな空間を思い出して不安になることも(そして何故か乗り物の中・・・)

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これが、単に「寂しいなー」ということなら良いのですが、私の場合、動揺し始めて急に不安に襲われると言うか。

とにかく居ても立っても居られなくて、誰かとつながっていたくて。
ただそんな時、フラッと会える友達が居ないのでとにかくLINEを送ってしまいます。

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実家に暮らしていて、家に帰れば家族が居て。心許せる友達は身近に居て、会おうと思えばいつでも会える。
そんな私にとっての当たり前な日々がなくなったことが、寂しさの原因なのでしょうか。

色々原因を考えていた時、以前、東京に居た時に同じようなことがあったことを思い出しました。


■大切な人との別れ

東京にいた時は通勤時間が長かったので、通勤時間に千葉のFM局「bayfm」を聞いていました。

bayfmでは平日毎朝5時から9時まで4時間ぶっ通しでPOWER BAY MORNINGという番組を放送しています。
当時、月曜日と火曜日は斉藤りささんというタレントの方がパーソナリティをつとめられていて、彼女の声を聞くのを楽しみに苦痛な月曜日の朝を乗り越えていました。

2018年のお正月最初の放送が終わってから、突如彼女が番組を休むようになったのです。お休みの期間は1ヶ月、2ヶ月と続きました。
毎週月曜日と火曜日は斉藤りささん!とある意味体内リズムになっていたので、代打の方の声を聞いてもいまいちしっくりしません。

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今週こそは斉藤さんの声が聞こえるか、と聞き続けた3月中旬の月曜日。
彼女が戻ってきたのです。約3ヶ月ぶりの再会を喜んでいたのも束の間。
3月末でこの番組から降板し引退するという衝撃の話がありました。

そして最終の放送の日。
番組の最後に「今日もスマイルで行きましょう!さよなら」という言葉を聞きながら、ふと涙がこみ上げて来てしまいました。

それからと言うもの、何かポッカリ心に穴が空いてしまったようで、フラッシュバックのように急激な不安に襲われるようなことが続きました。


■結局どうすれば良いのか

大阪にいて急に不安に襲われるのは土日、1人の時がほとんどです。
(平日はだいたい充実していて・・・)

いくら交友関係が広まったと言っても、大体は家庭を持っていたりして、平日の夜は付き合ってくれたとしても、土日までは一緒に過ごすことは難しいんですよね。(唯一月1回家に呼んでくれる友達も居ますが)

要は土日をいかにして充実させるかということなんですよね。
例えばジムに行ったり、ボランティアに行ったり、彼女を見つけたり。

自分自身が変わらないと、何も変わらないんですよね。


まずは今の気持ちを書き留めておこうと思い、筆を走らせましたが、自分がどう変わったかまた書きたいと思います。

ここまで駄文をお読み頂きありがとうございます。
是非コメント頂けましたら幸いです。

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