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やさしさに包まれた準優勝
フィニッシュ直後、涙を流す佐藤早也伽選手を、
強く抱きしめる、新谷仁美選手がいました。
その目は、あまりにも力強く、
優しさに溢れていました。
クイーンズ駅伝2022。
昨年、念願の初優勝を果たした積水化学は、
連覇を目指してスタート。
初めて追われる立場になり、
みんなが”連覇の難しさ”を、
1年間痛感した中で迎えたこの日。
チームはコンディション含めて、
100%とは言えない状況でした。
見守っているから、思いきり走ってくれればいい
「駅伝連覇って、すごく難しいじゃないですか。だから、結果気にせず、思いっきり走って欲しいです」
決して、甘えるわけではありません。
でも、見守ってくれている。
だからこそ、期待に応えたい。
そんな愛の深さに勇気づけられることも、
きっと選手にはあると思います。
いよいよ今月、11月27日(日)に
スタートする「クイーンズ駅伝2022」。
昨年、悲願の初優勝を飾った積水化学は、
連覇を目指し、大
二度と来ない瞬間-努力の先に-
1秒ずつの努力の積み重ね。
結局、その先にしか、ゴールはないのでしょう。
一番難しいのは、続けること。
悔しくても、苦しくても、前に進み続けること。
その1年を積み重ねた先に、待っていたのは、
二度とは来ない、歓喜の瞬間でした。
新谷仁美の言葉
11月28日、宮城で行われたクイーンズ駅伝2021。
積水化学女子陸上部は、大会新記録となる
2時間13分03秒で優勝。
1997年のチーム創設以来
最後まで釘付けになる駅伝を
駅伝では、こう言う人がいます。
「この選手しかいないと思って選んだメンバーより、この選手も使えると最後まで迷って選んだ状態の方が強い」
選手層が厚くなって生まれる競争。
それがポジティブに出ると、
チーム全体が強くなる。
そんな状態の時にこそ、選手たちの力が
120%引き出される、ということです。
いよいよ今週末28日の日曜日、
”女子駅伝日本一決定戦”クィーンズ駅伝に
挑む積水化学女子陸上競
今年は満足できる状態で走りたい
10月末、MDC東京で行われた女子5000m。
積水化学から5選手が出場した中、
トップでフィニッシュしたのは木村梨七選手でした
(新谷仁美選手・佐藤早也伽選手はペースメーカーとして参加)。
見事に15分35秒61で、自己ベスト更新。
全体でも3位に入る走り。
今月末のクイーンズ駅伝に向けて、
確かな収穫となる結果でした。
彼女には、大会にかける想いがあります。
万全な状態で走れなかった去年
新谷仁美らしいやさしさ
いよいよ今週末、
11/22(日)に迫ったクイーンズ駅伝。
応援してくれるファン・従業員へのメッセージを、
新谷仁美選手に聞きました。
彼女はこう答えます。
「現地での応援をお控えください(笑)かな。本当はコロナでも何でも来てくださいっていうのが、正直な本音ではあります。でも、今はコロナに対して考え方や”こうしたほうがいい”というのが少しずつ習慣づいているところ。その中で、現地に来て応援して欲し
一人ひとりが出し切ること
クイーンズ駅伝でチーム目標を
達成するために必要なこと。
佐藤早也伽選手は、こう表現しました。
「一人ひとりが、自分の力を出し切ることが大事かなと思います」
クイーンズ駅伝まで、いよいよ、後11日。
チームは先週から合宿へ突入。
試合に向けて、最後の調整を進めています。
近年の駅伝では、大きく出遅れると
致命傷にもなるとも言われる1区。
プリンセス駅伝で1区を走った佐藤選手は、
最後でラス