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希望に応じて性別を問わずに仕事と育児の両立を!~産後パパ休暇のご紹介~

はじめまして!
積水樹脂 人事・総務部の吉田です。
今回の記事では、当社の福利厚生制度から『産後パパ休暇』をご紹介します。


育児休業とは

育児休業は、育児・介護休業法で導入が義務づけられている制度で、従業員からの申出があった場合には、労働者が取得できる休業制度です。
長い職業生活において、従業員が能力を発揮し、ワーク・ライフ・バランスを確保し、ウェルビーイングな働き方をするためにも、育児休業はとても重要な制度です。
当社においては、女性の取得は進んでいるものの、男性の取得がなかなか進んでいないという状況でした。

当社独自の制度『産後パパ休暇』とは?

現在、積水樹脂では、育休を取りたいと望む人が、性別に関係なく当たり前のように取得することができるような環境整備を推進しています。
その取組みの一環で、特に育休取得が出来ていない男性従業員に向けた取得推進策として『産後パパ休暇』を2022年10月より新設しました。
これは、育児・介護休業法に定められている、産後パパ育休(出生時育児休業)の期間内において、6日以内の取得を可能とした特別休暇です。(年次有給休暇とは別に付与)法定を超え、賃金は100%が補償されています。

<産後パパ休暇を取得した従業員の声>
(30歳代、管理職、営業)

●産後パパ休暇中にしたこと
長男(2歳半)の保育園送迎・朝食作り・寝かしつけ、出生した次男のオムツ替えや沐浴等を行いました。
次男が産まれたことで、長男としては母親を取られた感覚があったようで、夫婦で相談の上、私が重点的に長男の世話をすることで長男の精神的ストレスを和らげることができたかと思います。

●産後パパ休暇を取得して良かったこと
育児の大変さを、身をもって実感出来たことです。
これまでも土日は育児に参加しているつもりでしたが、妻のお膳立てのもと表面的な部分しか出来ていなかった事に気付きました。
今まで妻が育児をやってくれていたことに心から感謝をする機会となりました。

●今後の子育て、仕事の両立に向けて
部署のメンバーやお客様にご迷惑をお掛けすることを懸念しておりましたが、上司から前向きに支援して頂き、部下も積極的にフォローをしてくれました。今後は引継ぎ準備等、課題を感じた部分を活かして、希望者が前向きに取得出来る環境整備に役立てたいと考えています。

しかし課題も・・・

従業員の声からも、確実に良い効果が生まれている『産後パパ休暇』。
しかし課題も存在しています。例えば、育休の対象となる方の情報を得た段階で、『産後パパ休暇』を含めた制度説明や意見交換を当人とその上司を交えて行っていますが、その中で「自分が休むと他の人に負担が・・・」、「取得できるだけの人員体制が整っていない・・・」等の声が多くあるのが実態です。
私たちが目指す、育休を取りたいと望む人が、性別を問わず、当たり前のように取得することができるようになるまでには、まだまだ道半ばです。
それでも、つい最近まで男性育休の取得がほぼ無かった当社が、現在のところ『産後パパ休暇』の活用率は100%で推移しています。
次なる課題は取得期間を増やすこと。
課題をクリアしながら、私たちが目指す方向に向かって少しずつでも確実に歩んでいきたいと考えています。


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