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日本初演「エアスイミング」クラウドファンディングがスタートします

本日0時より【日本初演、演劇の聖地・英国幻の女性二人芝居"Airswimming"翻訳出版/上演企画】をMotion Galleryさんにてスタートさせていただきました。

このように無事にファンディングが開始できるまでにお力添えいただいた方々、そしていつも側で支えて下さっている皆さまに、この場をお借りして改めて心よりのお礼を申し上げます。

出資をお願いする内容を自分の言葉で書くことは、やはりそれ相応の覚悟が必要でした。沢山書き直しを繰り返してリリースするまでに一ヶ月がかかってしまいましたが、一字一句じぶんの言葉で伝えるべきことを全て書きました。このたびの日本初演〈Airswimming〉、大切なチームの皆さまのことも初めてご紹介させていただいています。ぜひ、一度目を通していただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

今回は公演チケットを組み込んだ特典を用意しています。ですので、すでに観劇をご検討いただいている方には〈先行予約+特典〉のようなイメージで捉えていただけたらうれしいです。

クラウドファンディングは始めの一週間が肝心だとよく聞きます。ここで目標額の30パーセントを集められるとほぼ成功するのだとか。地上から遥か頭上の雲に手を伸ばすような思いでずっと心臓がばくばくしていますが、この機会に一人でも多くの方に〈Airswimming〉という素晴らしい作品へ興味を持っていただくことができたらと願っています。

俳優としてだけではなく、プロデュース/制作として本公演を可能にするために必要な全ての事柄に関わっていくことは、経験値のない未熟な私には力不足かもしれません。でもタモリさんが「実力よりも高めの仕事ができるのはチャンスだ。絶対に怯むな」と言っていました。自分に見合った仕事を選んでいたらいつまでも自分を超えた仕事はできない、と一念発起しこの企画を始めたところもあるので、最後まで何が起こってもとにかく諦めないで続けようと思います。

お芝居をつづけてきて約8年。〈Airswimming〉という物語のドーラとペルセポネーという二人ほどあれだけの絶望の中で生き生きとした人間らしい姿を見せてくれる想像上のキャラクターには出会ったことがありません。架空の二人から、日々励ましと元気をもらっています。その命にはっきり的確な形を与え、その姿を一人でも多くの方々に届けることが今のわたしの役割なのだと信じ、この先も上演の日を迎えるまで真摯に作品創りをしていきます。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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2018年の冬の日、加計呂麻島の砂浜で〈Airswimming〉をやろうと決心しました


お読みいただきありがとうございました。 日記やエッセイの内容をまとめて書籍化する予定です。 サポートいただいた金額はそのための費用にさせていただきます。