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【リーダーによって、「問題定義」「課題設定」「結果」が大きく異なる】

マーケティングの話になります(ほんの一部)
今勉強中なので、アウトプットしてより理解を深めたいと思いました

「問題」と「課題」の違い

問題とは、現状からゴールまでの差異
課題とは、その差異を埋めていく為の具体的アクション

問題とは、「ゴール」があって初めて見えてくるもの

例えば、登山を例にした時
「サンダルで山を登る」

これは問題でしょうか?

答えは、問題でも何でもない
です

そもそも「山」というのが
漠然としすぎていて

小さな山であれば
サンダルでも登れるでしょう

しかし、「エベレストをサンダルで登る」のは?

これは大問題です
足がボロボロになることを誰もが予想できます

「エベレストでは登山靴を履いていく」
これが、課題になります

では、会社を例にしてみます

あるIT企業のエンジニア達がどんどん辞めていきます
人手が足りなくなり、エンジニア達も「これは問題だ!」と騒いでいます

これは問題でしょうか?

これも山と一緒で、問題でも何でもありません

いゃ、どう考えても問題でしょ!
と思うかもしれませんが、「ゴール」がありません

「問題だ!」と騒いでいるだけに過ぎません

そして、「ゴール」を設定するのは
エンジニア達ではありません

現場によって違ってくると思いますが
あくまで決裁権を持った人(社長とか)が
ゴールを決め、そのゴールによって問題かどうか決まっていきます

今回を例にすると

・人がどんどん辞めていく
・それによって、優秀な人が残らない
・開発スピードが落ちている
・新しい人材の採用コストがかかる
・エンジニアのモチベーションが下がる
・これらによって、さらに人が辞めていく

これが問題でした

しかし会社側は
「金はあるし、コストは気にしない。大企業でネームバリューもあるから、新しい人もすぐ入るし気にしない。開発スピードは求めていない」

と考えていたなら、エンジニア達が「問題だ!」と言っていたことも、問題ではなくなります

問題とは、ゴールとの差異によって異なります
ここ大事

結局、このIT企業のプロジェクトは、多額の資金をバラまいて、何も作り出せずに終わったそうです

そして、エンジニアが辞めていった
根本的な原因は、プロジェクトマネージャーの
人の扱い方の横暴さでした

僕だったら、解決案(課題)として
社員みんなでBBQするかな♪

その中で、多少喧嘩になってもいいから
腹を割って話せる時間をつくったりさ

最近、1人の社員の発言により
ゾゾタウンの前澤社長が叩かれてますが

「非正規雇用者の賃金を上げろ!」とね

でも、それも「問題」ではないわけです

外野が騒いでいるだけで
ゾゾの会社自体が向かっているゴール

このゴールに向かうまでに
「非正規雇用者の賃金を上げる必要性」
というのが課題として挙げられない
もしくは、見えていない

それだけのことです

もし今後、非正規雇用者の賃金を上げることが
ゴールに向かうために必要なことであると課題に上がれば、賃金は上がるでしょうね

まぁ、しかし
そもそも言いたいのが

その非正規雇用者の人達

お金を稼ぎたいのか?
日本最大手のアパレル業界に勤めたいのか?
どっちなの?って話

給料に不満があるなら
もっと時給の高い仕事をするか
何か副業でもしたらいい

ゾゾタウンの場合
社員にはしっかり手当があるから
どうしてもゾゾで働きたいのであれば
非正規雇用でなんか働かないで
社員を目指したらいい

自分でお店とかやったからわかるけど
「給料をもらえるのが当たり前」
という考えが、そもそも生ぬるい

最初は自分1人でも大変なのに
他の人の給料まで
そのお金を生み出すことが
どれだけ大変なことか

まぁ、このくらいにしておきます

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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