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「友だちと遊ぶのが面倒くさい症候群」の要因を考えてみる

友だちと遊ぶのは、好きだ。けれど、面倒くさい。

予定を立てるまでは良いけれど、いざ遊ぶ前日になると「面倒くさいなぁ……」と思ってしまう。もちろん当日の朝も「面倒くさいなぁ……」と思っている。

べつに、その友だちのことが嫌いなわけでも、苦手なわけでも、一緒にいてつまらないわけでもない。「楽しかった!」と帰ってくることだって、しばしばある。

それにも関わらず、あまりにも「面倒くさい症候群」を発症してしまうので、今日はその理由を言語化してみることにした。


1.お化粧するのが面倒くさい

どうして女性は、メイクをしなければならないのだろうか。「すっぴん」であることが良しとされず、お化粧することが、まるで一般常識のマナーであるような雰囲気が世の中にはあると思う。

わたしはメイクにも、コスメにも、1mmも興味がない。もちろん社会人になる頃、化粧品は一通り揃えたけれど、数年経った今では「口紅・リキッドファンデーション・アイシャドウ・アイブロウ」の4種類しか持っていない。とくにフリーランスになってからは、めっきり他人に合う頻度が減ったので、基本すっぴんで過ごしている。正直なところ、ものすごく楽だ。肌荒れを気にする必要もないし(合わない化粧品が多い)、化粧を落とす手前がないし、なんなら、毎日化粧をしていた頃よりもお肌の調子が良い気がする。すっぴんはメリットしかないのに、暗黙のルールを纏うためだけにお化粧をして出かけるのは、非常に億劫なのだ。

2.移動するのが面倒くさい

友だちと遊ぶ場合、大抵電車に乗って、どこかの駅で待ち合わせをする。移動には1時間〜1時間半程度かかることが多いのだけれど、「移動している時間って、なんて無駄なんだろう……」と毎回、途方に暮れてしまう。巷では「移動によるスキマ時間を活用して▲▲しよう!」みたいなことを言うけれど、移動時間が少なければ少ないほど、有益な時間が増える事実は否めない。ほんとうに、ワープ装置の開発が待たれる日々である……。

3.話すのが面倒くさい

じゃあ友だちと会うなよーーと自分でツッコミを入れたくなるほど、意味の分からない感情がコレだ。話すのが面倒くさいな、と思ってしまう。わたしは本当に仲の良い友だちとしか遊ばないので、特段無言でも過ごせるような友だちしかいないのだけれど、無の時間を挟みつつもアレコレと近況報告をするのが面倒くさい。たぶん、わたしは元来「人に興味がない」のだと思う。学生の頃もよく母に「あんた、▲▲ちゃんと仲良いのに、全然その子のこと知らないよね」と言われていた。まあたぶん、興味がないこともそうだけれど、人の話を聞いていないという根本的な問題も含まれているのだと思う。
とはいえ、調子に乗り出すと、逆にベラベラ喋りだすような面倒くさい奴なのだけれど。あぁ、なんて面倒くさいんだろう、わたしって。

以上の理由から、わたしは友だちと遊ぶのが面倒くさい症候群になってしまうようだ。

さらにいうと、友だちと会って2〜3時間ほど経つと「もう帰りたい……」と思ってしまう気質もある。

べつに、友だちと過ごす時間が嫌なわけでも、つまらないわけでもない。

ただ、わたしのなかにある「友だちと遊ぶエネルギーゲージ」がとても小さいのだ。2〜3時間でエネルギータンクはすぐに消費されてしまい、再び溜まるのには2週間程度の時間がかかる。
だから、「ランチしよ」という名目で会ったのなら、ランチを食べたら帰りたくなるし、「映画を観よ」という約束だったのなら、映画を見終えたら則解散したいのだ。

「このあと、どうする?」なんて言われても、1日コースで遊ぶ約束をしたつもりはない……。けれども、すぐに帰るのは良くないかな……なんて忖度して、「カフェ行く?」と、返してしまうのだけれど。

友だちは好きだ。だけれど、面倒くさい。

この感情と、どう向き合えば、心地よく友だちとの時間を過ごせるようになるのだろうか。

by セカイハルカ
画像:ゆうらさん 可愛すぎる!好み……!!

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