2023/09/25（月）人を幸せにする手段の話。

居酒屋でアルバイトをしていた頃、店長がつくるまかないが最高に美味しかった。その味は今でも忘れられないし、お客さんにもきっと絶品の食事を提供していたのだろう。

部活にも料理が得意な人がいる。料理が趣味だと言っている先輩もいた。料理が上手な人、シェフ、年中無休で弁当を作り続けるお母さん。料理は人を幸福で殴り倒すことができる素晴らしい手段だ。

大学の最寄り駅で、首から一眼レフカメラをぶら下げている人がいた。写真を撮ることが趣味なのだろうか。素敵な瞬間をカメラに収め、撮った写真を友だちと共有する。すると凄いことに、そのコミュニティには瞬く間に幸せが押し寄せる。なんて素晴らしい趣味なんだろう。

美容師を目指している友だちがいる。毎日美容学校に通い、精一杯ヘアカットに関する技術を学んでいるらしい。雑談に花を咲かせながらハサミを駆使し、お客さんに似合うとっておきの髪型にするため散髪をする。完成したヘアスタイルを確認するお客さんの表情には、笑顔が溢れているに違いない。

ミュージシャンにしてもそう。自分たちの手で魂を込めて創作した音楽を配信する。その音楽を聴くことが生きる励みになっている人もいるだろうし、音楽に救われる人は沢山いる。音楽は人を幸せにする。

人を幸せにすることができる手段。
そんな素晴らしいものはいくつあってもいい。多ければ多いほどいい。

小学生のとき、
「ありがとうを沢山もらえる職業に就きたい」
と言っている友だちがいた。

当時は「なんやそれ」と思っていたが、真理をついているなぁと今になって思う。

大学生の僕は、果たして人を幸せにすることができているだろうか。また、どんな方法で人を幸せにできるだろうか。明確な手段や将来の職業はまだ未定である。

どうしようか。
いっぱい悩んで考えてみることにする。