見出し画像

プロ野球ベストナインに広島・鈴木選手が6年連続6度目。メジャーに行けば、今回が最後の受賞?

広島カープの鈴木誠也選手(27)が6年連続6度目のベストナインに輝いた。チームは3年連続でクライマックスシリーズ出場を逃したが、鈴木選手は首位打者を獲得して堂々の受賞。メジャー移籍が現実味を帯びる中で、鈴木選手には最後のベストナインになるかもしれない。

セ・パ両リーグが14日に発表した。今年のリーグVで日本シリーズを戦ったヤクルトとオリックスからは4人が選出された。

鈴木選手は2016年から外野手部門での受賞。チームは同年から3年連続リーグ優勝を果たした。やはり優勝チームからは選出されやすいと思うが、2019年以降はクライマックス出場すら逃している。その中で、鈴木選手はしっかりと結果を出して、6年連続で選ばれているのは立派だ。

首位打者を獲得した鈴木選手だが、タイトルを獲得すれば、ベストナインに選ばれるものでもない。

今年は巨人の主砲岡本和真選手が本塁打、打点の2冠に輝いたが、三塁手部門で受賞を逃した。同様にセリーグ最多勝の青柳晃洋投手(阪神)も選ばれず。パリーグでも、最多安打、盗塁王のロッテ・荻野貴司選手、打点王に輝いた島内宏明選手(楽天)も外野手部門の受賞に届かなかった。

鈴木選手は首位打者のタイトルのほか、出塁率4割3分3厘で最高出塁率に。さらに38本塁打はリーグ2位、88打点はリーグ4位と、全般的に上位の成績を残している。

鈴木選手は「たくさんの声援をくれるので、それに応えようと必死にやった結果が、ベストナイン賞をいただけるようになったと思うので、皆さんには感謝しています」とコメントを出している。

メジャーへの移籍が濃厚となっている鈴木選手。日本球界でのベストナインは、今回が最後かもしれない。

ここまで築き上げてきた力を、ぜひ海の向こうアメリカでも見せてほしい。そして、いつかアメリカ版ベストナインの「オールMLBチーム」に選出されることを願っている。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

#スポーツ観戦記

13,533件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?