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WBC準々決勝。36歳ダルビッシュ投手が日の丸を背負っての国内最後の登板?その勇姿をしっかり瞼に焼き付けたい

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は大いに盛り上がっている。そんな中で。メジャーで活躍しているダルビッシュ有投手(36)にとって、きょう16日の準々決勝が侍ジャパンでの国内ラスト登板になる可能性が高いのだ。日の丸を背負った彼の勇姿を、しっかり瞼(まぶた)に焼き付けたい。

16日に東京ドームで行われる準々決勝。侍ジャパンはイタリアと対戦する。この試合を勝てば、次戦以降はアメリカに渡って試合を行う。

36歳右腕のダルビッシュ投手にとって、この試合が日の丸を背負っての国内ラスト登板と思われるのだ。

14年ぶりに日の丸を背負ったダルビッシュ投手。日本ではこの大会最後となる登板。次回2026年の大会について、本人は見据えていない。「自分にとっては、もう最後になる可能性があるので。そこはしっかり感謝をもって投げたいと思います」と話している。

準々決勝ではリリーフでマウンドに上がる予定だ。前回の登板は10日の韓国戦の先発だった。3回3安打3失点(自責点2)。本人にとって満足いく内容ではなかっただろう。今回の登板で、「これぞダルビッシュ!」とうならせてくれるようなピッチングを期待したい。

準々決勝は大谷翔平投手(28)が先発登板する。9日のWBC初戦でも先発に起用され、4回1安打無失点と、相手打線を寄せ付けなかった。準々決勝では投球制限が80球まで緩和される。どこまで長いイニングを投げられるか。

そして、ブルペン待機するダルビッシュ投手は、何回からマウンドに上がるのか。メジャーで活躍する大谷投手、ダルビッシュ投手が好投すれば、勝機は高くなること間違いなし。ファンにとって、メジャー2投手の共演。豪華な試合となるだろう。

日本が王座に輝いたのは14年前の2009年大会。この試合の決勝で最後を締めて胴上げ投手となったのがダルビッシュ投手だった。侍ジャパンにとって、ダルビッシュ投手は「縁起の良い」存在なのだ。

その後、日本は2大会連続で準決勝敗退。ダルビッシュ投手の侍ジャパン復帰は、王座奪還を狙うチームにとって、欠かせぬピースだった。

ダルビッシュ投手の好投で、侍ジャパンが準決勝のキップをつかみ、海の向こう米国へ乗り込む。最高級の筋書きだろう。

36歳右腕の渾身のピッチングを見守りたい。イタリアに勝って、米国へ羽ばたけ。ガンバレ、侍ジャパン!ダルビッシュ投手!

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