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ダブルヘッダーだと1試合7回制!「失われた4イニング」。個人成績は?大谷選手が最後に笑う?ちょっと気になるMLBの話

メジャーリーグはダブルヘッダーだと1試合7イニング制!正直、これには、びっくりした。

1年を通じて、優勝チームの行方に一喜一憂するのが、プロ野球の楽しみだろう。それは日米ともに変わらない。そして、それは個人成績についてもいえるだろう。

しかし、ダブルヘッダーになって、1試合が7イニング制で行われると、それぞれ2イニングずつ計4イニングが失われることなる。

これは特に打者には死活問題ではないだろうか?もしかすると、この4回で、打席が2度ぐらい回ってくることもあり得るのだ。

ホームランや打点は、上積みされていく合計数で、減ることはない。そこが平均の数となる打率と違うところ。

14日(日本時間15日)に行われたア・リーグのミネソタ・ツインズ対ボストン・レッドソックスを例にしたい。

この試合は第1試合が3-2、第2試合が7-1でレッドソックスがいずれも勝利した。そして、いずれも7回制。4イニングが失われた。

そして、15日(日本時間16日)段階での個人成績を見てみる。

本塁打部門でトップはラモス選手の6本(タイガース)。そして同率2位にツインズのバクストン選手、レッドソックスのマルティネス選手、ディバース選手が5本で続いている。ちなみにエンゼルスの大谷翔平選手は4本で5位だ。

打点部門では、マルティネス選手が16でトップ。ディバース選手が13で2位につけている。大谷選手は4位で12。

ダブルヘッダーの2試合とも、レッドソックスの2選手は最後まで出場しており、9回まで試合が行われていたら、さらに打席が回ってきて、ホームランや打点が出ていたかもしれない。

この4イニングの有無が、ラストのタイトル争いに影響するかもしれない。

いずれも上位につけている大谷選手が、最後にタイトルを逆転で獲得することもありえる。逆にエンゼルスも今後ダブルヘッダーが行われた場合、4イニングが失われることもあり得るのだ。

ダブルヘッダーにしても、やはり9回まで試合をやるべきではないか。そうでなければ、1シーズンの試合数を減らして、日程に余裕をもって、中止になった試合を改めて1試合だけ行うようにすべきだと思う。

ダブルヘッダーの有無によって、タイトル争いで笑う者、泣く者の明暗が分かれるかもしれない。

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