人には誰だって苦手なものがあるけれど…。ソフトバンクには仙台が「鬼門」。楽天モバイルパークで7連敗。CS進出へ克服しないと

人には誰だって苦手なものがある。今季のソフトバンクにとって、それは「仙台」だろう。もはや鬼門と言って過言ではない。楽天モバイルパークで7連敗を喫した。3位ソフトバンクと4位楽天のゲーム差は「1.5」。クライマックスシリーズ(CS)進出のために、ぜひとも克服しなければならないのだが。仙台で戦うタカたちは、憂鬱だ。

19日に仙台の楽天モバイルパークで行われた一戦。ももいろクローバーZがグラウンドに登場。セレモニアルピッチで4人が「第1球」を投げる豪華なイベントで幕を開けた。

ソフトバンクは二回に先制を許した。2死一塁で、楽天の7番打者辰己涼介選手にセンターオーバーのタイムリー三塁打を浴びた。

四回に2死一、二塁からタカの5番柳町達選手がセンター前へタイムリーを放ち同点に追いつく。そして「ラッキーセブン」では相手エラーで1点を勝ち越した。

ここから必勝リレーにもちこみたいところだったが、2番手投手へのスイッチが誤算となった。その裏に、2死一、三塁から相手の2番打者村林一輝選手に逆転となる2点タイムリー二塁打を喫した。

「七回の明暗」。勝ち越した後に逆転される。まるでオセロゲームのようだ。こういう展開が精神的に一番つらい。ソフトバンクはここから反撃が及ばず、2-3で競り負けた。

これで仙台の楽天モバイルパークで7連敗となった。この地では7月7日からの3連戦で3連敗。8月25日からの3連戦でも3タテを食らった。そして、この日の逆転負け。

3位ソフトバンクと4位楽天のゲーム差は「1.5」に縮まった。これ以上、仙台に苦手意識をもっていてはCS進出もおぼつかなくなる。

両チームの対戦成績はソフトバンクが8勝13敗と大きく負け越している。やはり仙台に苦手意識をもっているのが影響しているようだ。

ソフトバンクは20日にも仙台で試合がある。さらに10月9日にも鬼門で試合がある。Aクラス確保へ鬼門で負け続けることは許されない。

タカとワシの激しい空中戦。苦手とするアウェーの地で、タカは勝つことができるのか。3位争いが激しさを増してきた。

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