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投打がかみ合いホークスが大勝。エースが圧倒的なピッチング。守護神も戻ってきた。ここから逆襲の予感

パリーグの戦いが毎日熱い。4位のソフトバンクが西武に9-0と大勝して、首位と4ゲーム差と射程圏内に入ってきた。

8日に所沢で行われた西武戦。ホークスの先発は千賀滉大投手(28)。今季6試合目の登板。
侍ジャパンの一員として、金メダル獲得に貢献。五輪後の3試合はいずれも勝ち投手になっており、この日も負けられない一戦だ。

4年連続日本一のホークス。7日までの試合で45勝45敗17分けと4位にいる。前日は西武に悔しい逆転負けを喫した。

その状況下で、マウンドに上がった千賀投手。初回2安打を打たれて、厳しい立ち上がりだったが、無失点で切り抜けると、その後は、快「投」刀乱麻。西武のスコアボードに「0」を積み重ねていった。6回無失点。91球で4安打に封じて、今季5勝目をマークした。

打線も序盤から援護射撃。初回1死一、三塁の場面で、4番の栗原陵矢選手(25)が、西武先発のニール投手から三遊間を抜ける技ありの流し打ち。先制のタイムリーとなった。

二回にも、2死一、三塁で、ニール投手のチェンジアップを強振。ライトスタンド中段に運ぶ3ランだ。

三回には、柳田悠岐選手(32)が2死一、二塁から、センター前に運ぶ適時打で、チーム9点目。序盤で試合が決まった。

そして、この試合に、ホークスの守護神、森唯斗投手が4月29日以来となるマウンドに上がった。大量リードに守られていたが、最終回に登板すると、相手の上位打線3人をピシャリと封じ込めて、ゲームセット。

エースが抑えて、打つべき人がタイムリー、そして、守護神の復活。ホークスの投打がかみ合ってきた。

この日、首位に返り咲いたロッテと、ホークスは4ゲーム差。貯金はまだ1だが、優勝圏内にいる。オリックス、楽天も交えての、クライマックスシリーズへ向けた4チームの「イス取りゲーム」も激しさを増していくだろう。
戦力が整ってきたホークス。終盤に向けて逆襲の予感がする。

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