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分からない、出来ないが言える勇気。

中学校で夏季講習の講師として2クラスで英語を教え始めてから早くも1週間が経とうとしている。

大学での授業や教科書を読むだけでは”いい教師”には決してなれない。実際にそれをアウトプットしてフィードバックが得られる機会をずっと探していた。

全部で10日間しかないなかで、自分には(がやりたいと思っているうちのことのうち)何ができるだろうかと考えながら教室に入った。

生徒たちは英語に対する苦手意識がとにかく強くて、”英語”の文字を聞くだけで毛嫌いし、できることなら英語は一生勉強したくない、嫌いだと正直に教えてくれた。

私が中学生の時も彼らと全く同じように"英語なんか一生使わないから必要ない"と大口を叩いていた(現在アメリカの大学2年生、今や英語は私の人生に欠かせないモノ)ので、”英語楽しいよ?”の言葉がいかに影響力のない薄っぺらい言葉かよくわかっている。

密かに自分の中のこの10日間の目標で、
・英語が少しでも好きになってもらう
・英語を何のために勉強するのか?その先にどんな未来が待っているのか

実際にアメリカに連れて行ってあげることには敵わないが、少しでも彼らをワクワクする世界に導くことができる授業がしたい。

自分の体験談や知識を踏まえて、”英語は楽しい”の言葉を使わずにどうそれを伝えていくのか、どんな話に興味を持ってもらうのか、、。

これは(アメリカの教室ではあまり見られない)特徴なのだが、日本の生徒たちはとにかく静かで反応が薄い。自分から発言することなんて絶対と言っていいほど皆無に近いし、”分かる人〜?”と投げかけてみたところで手は上がらない。

個別に話を聞いてみると、分からない、できない、間違ってるかもしれないから怖い、と。

ここでも、”たくさん間違えていいんだよ、そこから学ぶんだから!”と一声かけて終わってもいいのだが、その一言で彼らの恐怖心がなくすことができるのならば、もうとっくの昔に解決しているだろう。残念ながらそれだけでは彼らの不安を拭ってあげることはできないので言葉の代わりに、”間違える勇気を持てる空間・環境”を作った。

Point 1. 出来ないのは自分だけじゃないということを実感してもらう。

全部で5問ある小テストの自分の解答を毎回ランダムで5人の生徒に黒板に全ての回答を書いてもらう。(ここで大事なのは順番に全ての生徒が1問ずつ答えるのではなく、1人が5つの全てに答えてもらうこと)

そして残りの生徒には黒板に書かれていない解答があったら追加で教えてもらう。

そうすると、だいたい1つの問いに対して3~4通りの解答が出る。すぐにどこが間違いで、何が正解なのか教えるのではなく、どうしてそう思ったのか一人ひとりに意見を聞いて、それを踏まえてどう思うか、生徒たちに話し合いをさせる。生徒同士で教え合い、解決できるときもあれば、みんなで出した結論が結果間違えていることもある。正直みんなで出した答えが正しいか間違っているかはどうでもよくて、全員参加で協力して自分の意見と他人の意見を比べ考えて結論を出す=つまりは自分の意見に責任を持つということ、の練習をここではして欲しいのだ。

自分の理解できていることを道順を立てて友達に教えてあげる、自分たちで答えを導く。この過程を挟むか挟まないかで、習得率が大きく異なるのは言うまでもなく、なにより、誰かが特別できて誰かが特別できない状況をつくらない”みんなでできるようになる”が実現できる。

自分の解答に自信がないから、と言っていた生徒が、どうしてこういう解答を出したのかクラスのみんなに説明すると、賛同をもらって仲間ができたり、または誰かの意見に納得して自分の間違いを正したり。

黒板に目視化することで何がいいって、自分が間違えているところはみんなも同じように間違えていると言うことが実際に目で見て認識できることだ。

やっぱり人間誰でも自分だけができていないんじゃないかと思うと不安で怖いと感じるだろう。できればそのまま目を背けていたいし、できないからしょうがないと言い続ける方がずっと簡単だ。だけど、できないのは自分だけじゃない。仲間がいる。そして、じゃあみんなで乗り越えよう!とサポートしてくれる先生がそこにいるだけで、子供たちはあっという間に吸収して強くなる。

”間違えたら恥ずかしい”、”できないって思われるのが嫌だ”が少しづつ薄れている最中だ。

その証拠に、分からないところや質問があったら教えてね?と声をかけなくても、ここわかりません!と授業中に声をかけてくれるようになって、その質問をクラスで共有すると、”それ私も分からない!”とか”こうでこうじゃない?”とかいろんな声かけを耳にすることができるようになった。

やはり、必要以上に口をだしてしまいたくなるし、でもそれをぐっと堪えて、あくまで私の出番は一番最後、必要な時だけ。私の出番はなく、いい質問してくれてありがとう、と一言そえるだけ、が”理想の形”だろう。

Point 2. 正解したら”よし!”、間違えたら”やったじゃん!”の声かけ。

ここ間違えた〜、これできなかった、わかんなかった〜、に対して、”やったじゃん!”と満面の笑顔で声かけをすると生徒の顔はなんでやった!なの?と不思議そうな顔をするのですが、出来ないところが分かったんだからあとはそれ解決するだけでめちゃくちゃ賢くなれるじゃんどうするよ〜〜、というと(シンプルに頭がおかしいと思われているのかもしれないけど)生徒も笑顔で返してくれます。

初日には間違ってるかもしれないから解答見ないでと嫌がったいた生徒たちですが、今では、これはどうですか?と聞いてきてくれる。こんなに嬉しいことはない。

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教師がいなくても自分たちで学ぶことができる、教え合うことができるこのスキルはいずれ社会に出て仲間と共に協力して問題を解決したり、一つの目標に向かって頑張ったりするのにとても重要なスキルだ。

”仲間と協力することは大事です”と言葉で伝えても、そのスキルは身につかない。知識を実際に使える力にする、ところまで学校で教育していかないか?

お ・ し ・ ら ・ せ

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