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納棺師のお志事

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納棺師である私がお志事で学んだこと、体験したこと。
運営しているクリエイター

#思い込みが変わったこと

新たに死生観とデトックスをテーマに発信したい

新たに死生観とデトックスをテーマに発信したい

身体と心のデトックスは
生きる喜びを与えてくれる。
そしてみんな、生き方に悩んでいる。

そんな悩んでいる人たちは
当たり前だけど死生観なんて考えていない。

死生観を考えることは、
生きること(生き方)に精通するものだと思っています。

⁡納棺師になり半年以上が経ちました。
毎日、一期一会で立ち向かう現場は
とても勉強になり充実し時が経つのがあっという間に。


納棺式も人それぞれで
笑顔溢

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「39歳」で死期を考え、思いを伝える

「39歳」で死期を考え、思いを伝える

NETFILXドラマ 「39歳」

このドラマを見る上で最初のイメージとしては
39歳独身、仕事、恋愛、友情などを描くストーリーだと思っていた。

Abema TVの「30までにとうるさくて」と同じく共感するかと思った。
このドラマは29歳のリアル女子を描いたストーリーで、しかも自分も同じ29歳だから共感した。

でもこの「39歳」はある一つ違った。
それは余命宣告されて死が近づいていること。

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全ての年代が考えるべき、終活のススメ

全ての年代が考えるべき、終活のススメ

終活というと、高齢者や終末期患者など死期が近い人が考えるものだと思いがち。

でも"今"考えてみるコトだと思う。
それは10代〜60代以上全ての人。

死は誰もが訪れるもの。
これは平等に与えられたもの。

それが人によって短いか長いだけ。

先日の納棺師のお志事で終活していた90代の女性を納棺しました。

この体験を通して、書いてます。

お着替えと死化粧と納棺でした。
着替える洋服は着物。

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