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全ての年代が考えるべき、終活のススメ

終活というと、高齢者や終末期患者など死期が近い人が考えるものだと思いがち。


でも"今"考えてみるコトだと思う。
それは10代〜60代以上全ての人。


死は誰もが訪れるもの。
これは平等に与えられたもの。

それが人によって短いか長いだけ。


先日の納棺師のお志事で終活していた90代の女性を納棺しました。

この体験を通して、書いてます。


お着替えと死化粧と納棺でした。
着替える洋服は着物。
渡された着物に着替え、愛用品だった化粧品を使ってメイク。


メイク途中、思い出話に浸る中
今回着せた着物は生前から亡くなった女性が事前に決めていたモノ。


棺桶に入れるもの(着るもの)
として着物にメモが貼られていたそうです。

そして丁寧に季節に合わせた着物ごとに分けていたそうな!


今回は秋冬用の着物を着ました。
もし、亡くなったのが先だったら春夏用かな・・・


そうやって、生前の内から終活をやっている人は
私の周りに居なかったなので改めて勉強になりした。


きっと亡くなった女性は、自分がいつ死ぬか分からない死期について深く考える機会があったのだと思う。


もしかしたらエンディングノートもしっかり書いていたのかな?

エンディングノートとは文字どおり、自分の人生の終末について記したノートです。
万が一に備えて、家族や友人に伝えておきたいことや自分の希望などを書き留めておけます。

記入しやすい専用のノートを利用することもできますが、普通のノートや手紙形式でもOK。
法的効力がないので、その分、気軽に書いて、何度でも書き直したりもできます。  

しっかり、自分の死を受け入れた上で
死んだ後にやってほしいこと、葬儀、棺に入れるもの

遺された人へのメッセージなど
死期が近いてる人だけじゃない、全ての人が考える事。


今日、明日突然と死ぬかもしれない。


そうなった時に、
あの人に伝えるものがあった・・・
まだやり残したことがあった・・・

誰しもが出てくる問題。
それに直面するのは、今。


しっかり自分と見つめ直し
いつ死が来ても良いように考えるきっかけが必要。



若い世代もエンディングノートを書くことをオススメします。

どんなことを書けば良いか?

将来どんな事にチャレンジしてみたいのか
どんな目標を達成してみたいのか

振り返ってみた時にどんな事にチャレンジしてみたいか思い出すきっかけになり、将来について見つめ直せたり、これまでにどんな目標を達成できたのかを改めて確認できます。

自分に関することを整理できる

SNS・連絡先・部屋・資産の整理をすることで、情報に惑わされることなく、人間関係がスッキリした状態になることができます。資産管理も亡くなった後、誰に渡すかなども考えることが必要。

自分の記録を残しておくことができる

お年寄りが作るエンディングノートは今までの人生を振り返っていくものですが、20代の方がエンディングノートを作る場合は、30代40代と歳を重なる毎に記録を残していきます。

自分自身が高齢者となった時に20代からつけた記録を見返してみるのも感慨深いのではないでしょうか。


"死"を考えることは"生"を考え直すきっかけにもなります。


今一度、死に向き合ってみるのはいかがですか?


今後、納棺師のお志事で得た経験から
死生観をテーマにWSを制作中です。

心のデトックスとして、自分が何をしたいのか
大切なモノは何か?見つけ出していくWSです。

また決まりましたらお知らせいたします。


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