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自己紹介(シナリオ書いてご飯を食べられるようになりたい現職コピーライターです)

自己紹介を固定しておくのが一般的なようですね。
それでは、私も。

原因不明の天の邪鬼です。
致命的な楽天家です。
何かの間違いじゃないかと思うほどの健康体です。
どれほど“暇”があっても、おいそれと”退屈”はしない自信があります。

大きな強運はありませんが、ちょっとした悪運は強い気がします。
日頃の行いが特によろしくないにも関わらず、川の水が岩をよけて流れるように、トラブルが自然と私を避けていってくれています。
おかげで今日まで平穏に生きています。

無自覚ですが、自己防衛本能が発達しているのかもしれません。
しかしその分、あまり痛い目に逢った経験がないため、人の痛みもわからない人間に育ってしまっております。

なので、なるべく人には親切にするように、気をつけています。「優しくなれ」と言われるとハードルが高いですが、親切はただの行為なので、私にもできます。

なるべく、なるべく、なるべくですが、人の悪口は言わないように心掛けています。悪口言っていいことにしちゃうと、きっと私はすごく上手くて、的確に相手の傷つくポイントをついたことを言えちゃいそうなので、自分を檻に入れています。

あ、そういえばモテません。この件については深く考えないようにしています。

今のところ、人に会って話を聞いて文章を書くとお金を貰えているので、それでご飯を食べています。一番最初に、会って話を聞いて書いて世の中に出た文章は、風俗嬢のお仕事インタビューです。「風俗」とは何のことなのか自体、ほぼほぼその場で知りました。それが社会人デビューでした。

文章を書くことをしていなかったとしたら、おそらく日雇いアルバイトで食い繋いでいるだろうと思います。
実際、3年くらい、そうしていた時期もありました。

日雇いのアルバイトは、ありがちな工場や倉庫系の軽作業、クレジットカードの勧誘、イベント設営・運営、居酒屋ヘルプ、風雪の中の交通量調査、ベビーシッター、婚活パーティのサクラ、不燃ごみの仕分けまで、いろいろやりました。

不燃ごみの仕分けは、ゴム長と分厚いゴム手袋(ゴミにガラス等が混ざっていたら怪我をするからです)を着けて、ゴミの山に分け入りました。一緒にその現場にいた仲間は、ガテン系を渡り歩いているおじさん方が大半でした。彼らはゴミを掻きながら「今までやってきた仕事の中で一番キツイ!」と叫んでいましたが、私は、叫んでいるおじさん方の様子を眺めることも含めて、割と楽しめていました。
ネガティブな刺激に対して、鈍感なタチなのだと思います。

凹む時もありますが、大概のことは「ま、死にゃあせんわ」で片づけます。
それが、見た目やら立ち居振る舞いのどこに滲み出ているのかはわかりませんが、出会う人、出会う人に、ほぼ「絶対長生きしそう」と見破られます。
誉め言葉なのかどうかは、わかりません。

確かに長生きはしたいですし、200歳程度までは生きるつもりでおりますが、もっと欲を言えば、「あなたといると寿命が伸びそう」と言われるようになりたいです。
もうちょっと、がんばります。

よろしくお願いします。

ちなみに、シナリオを書いてご飯を食べていけるようになることを志しています。コンクール、コンペにはできる限り参戦しており、ぼちぼち賞をいただいています。現在、「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の第二次選考通過が判明したばかり。2月半ばに発表されるという、三次の結果を待っているところです(2024年1月時点 ⇒落ちたよ、ちくちょうめ!)。

【シナリオを書く理由】
ガブリエル・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」を読んで以来、「一人の頭の中から、無尽蔵なフィクションが生まれてくるという人類の神秘」に狂喜乱舞し、「人間に生まれてくれてありがとう、私!」という無条件な多幸感に憑りつかれてしまいまして。

なので、人間に生まれることができた僥倖を最大限に味わうには、フィクションを創造し続けることが一番だと妄信しているのです。

というわけで、要は人間に生まれた時点でサクセスなので、「何者かにならなければ」という切実さは欠けています。「フィクション書いてご飯食べて行けるようになりたい」とは言っていますが、私の創作物に値段をつけてくださる方に出会えるかどうかは、ほんとにもう、ご縁なので。この先、何をもってご飯を食べていようが、フィクションを書くことが物理的に不可能な状況に陥らない限りは、書き続けているのだろうと思います。

人生って何であれ、機会をどれだけ活用するかのサブスクなので、生涯を通して、自分が「創造して良かった」と思えるフィクションを幾つ創造できるか。そこにチャレンジです。

まぁ、未来のことはわからないので、ある日突然、すべてをほっぽって、遺跡掘りに残り人生をぶっこんでる可能性はありますけど。その時はその時です。

~~作品公開~~

■シナリオの受賞作品および最終選考まで残った作品を、一部公開します。

各作品、完成時点からだいぶ日数が過ぎているので、読み直すと、構成がわかっていなかったり、とっちらかっていたりで、書き直したい部分も多々ありますが、そんなこと考えていたらきりがないので、応募作そのままで載せてしまいます。

■第44回シナリオS1グランプリ準グランプリ受賞作「スッカスカだね!お父ちゃん」

・あらすじ

・本編



■第11回「絵本出版賞 絵本のストーリー部門」優秀賞受賞作「わるいことをしなくなるくすり」



■第39回シナリオS1グランプリ準グランプリ受賞作「チャボミとイモコ~おっちょこちょいの小鬼たち~」

・古すぎてあらすじは行方不明です。ごめんなさい。

・本編


■「北のシナリオ大賞」最終選考
(北海道をテーマにすることが条件のラジオドラマです)

おっかしいなぁ。人殺したり殺されたり、化物に頭食いちぎられたり、脱いだり脱がされたり、モラルすっ飛ばした話いっぱい書いてるはずなんだけど。シナリオ仲間に読んでもらって褒められるのもそういう路線ばっかりなんだけど。受賞・最終選考集めたらヒューマンドラマ系の作品だけになっていましました。

このままではヒューマンドラマ書きだと思われてしまいそうなので、早く、別ジャンルの作品が受賞することを待つことにします。ちなみに3次で敗退した「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」の作品は、未成年がいっぱい人殺すアタオカ話でした。
公開するのは最低でも最終選考まで行った作品だけにしようと考えていましたが、どこで何に繋がるかわからないので、載せてしまいます↓

■TBS NEXT WRITERS CHALLENGE 2次選考通過「My only monster」
※上の受賞作群とは毛色が違う、ヤバい話ですが、シナリオ書き仲間のうちでは境田の作風は、むしろ思いっきりこちら側だと認識されています。

■コピーライターとしての仕事実績はこちら
https://note.com/seidoku_u_doku/n/n07ed7de1edd6

※お仕事ご相談はDMにて承ります。

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