見出し画像

みんなを幸せにする「Pay Forward」という考え方

こんばんは。お久しぶりです〜だいぶご無沙汰しておりました汗

今日は、私が大好きなある言葉について紹介しようと思います!

それは、

Pay Forward (ペイフォワード)


という言葉です。みなさんご存知でしたか?


直訳すると”先に払う”

うーん、なんのこっちゃ、って思いますよね。


実はこれ、ある考え方のひとつで、

私はPay Forward という言葉を知るまでは、勝手に命名して「感謝のバトン」って呼んでました笑

どんな考え方なのか?というと、


自分が誰かにしてもらったことや借りを、
それをしてくれた人ではなく、次の世代などの他の誰かに無償で返すこと。

です。


簡単な例をあげるなら、

先輩に奢ってもらったという借りを、次は自分が後輩におごってあげるという形で返してあげる。

これは、Pay forward に基づく考え方です。


私は、この Pay forward という言葉が生まれたエピソードも好きなんです。
(私はこれ、先輩からうろ覚えで聞いた話で、調べてもあんまりヒットしないので確実かは自信ないんですが)


とあるコーヒーショップで、1杯500円のコーヒーが売られていました。

ある日、そこを訪れたとあるお客さんが、自分のコーヒーを頼むついでに、もう500円を置いていって、「次来た人が無料で飲めるように」と言ったんです。

そして次に来たお客さんは、無料でコーヒーが飲めました。

でもそのお客さんも、「自分はコーヒーが無料で飲めたから、次のお客も無料で飲めるように」と500円を払っていったんです。

その循環は続いていき、、、

と、それが、Pay Forward (先に支払う)という言葉が生まれた背景だと言われているそうです。


結局、自分が出している値段は500円と変わっていないのに、

誰かに奢ってもらったという嬉しさと、誰かに奢ってあげたという喜びは得られる。

つまり値段は変わらないのに心の温かさだけが増える仕組みなんです。


とっても素敵じゃないですか?



そう思うと、これに当てはまる場面って社会の中でたくさんあるんですよね。

私は自身の経験と照らし合わせても思い当たる節がめちゃくちゃあります。

今までいろんな先輩や大人に無償でいろんなことを教えてもらったり、私のために時間を割いてくれたり、何かをご馳走になったりして、

とあるイベントで私たち学生の交通費(金沢から千葉まで)をクラファンで資金繰りした団体さんだっていたし、

なんならトビタテもこれに当てはまるかもしれない。

それが若い人の特権であることも知っていたんですけど、その感謝は頂いた方たちに返すのではなくて(もちろん感謝の気持ちは伝えます)、自分が先輩や大人になったら下の人たちに絶対同じようなことをしてあげようと思ってました。

その先輩たちからもらった感謝を、下の世代にもどんどん受け継いでいくことで素敵な連鎖が生まれるんです。


家族の在り方だってそうなんじゃないでしょうか。

親が子どもを育てるのって、お給料は出ませんよね。
子どもが育って一人前になってから「養育費を返せ」なんて言う親もほとんどいません。

それはなぜかと言うと、親である自分も無償で育ててもらったからなんじゃないでしょうか。

もちろん、そうではない部分(子どもが育っていくのが親にとっての喜びだとか、親孝行をしてある程度は返しているだとか)もありはしますが、

上の世代からもらったものを、当たり前のように次の世代に還元している。

これもPay Forwardのひとつの形なのかなと思います。



「Pay Forward」という考え方が、人びとを幸せにすること、

少しはわかっていただけたでしょうか?


この言葉、あまり普及していないようなんですが、

私は全力で推し続けていきたい言葉です。


それでは今日はこの辺で!

読んでくださってありがとうございました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?