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おはようございます。

#KENMAYA です。

昨日、以下の記事を拝見しました。


孤独死───────

中高齢で独り身、仲の良い親類縁者や友人もなく、
死後数日経ってから、隣人やオーナーによって発見されるという事例が多くなってきているそうです。

また自殺者も昨年比で大幅に増加しており、5ヶ月連続で昨年を上回っています。解雇や雇い止めによる生活困窮、先の見えない不安などから、衝動的に、あるいは途方に暮れ、自死に走ってしまう人も少なくないのでしょう。

今現在、収入が途絶えることや減少すること、将来への不安が全くない、
という人はほとんどいないでしょう。
そういうわたし自身不安まみれです。(鬱病なのですから当然ですが。)

今日はなぜここまで人間関係が希薄化してしまったのか。
その原因と今後について考えてみたいと思います。


1.昭和末期~平成初期


昭和末期~平成初期にかけては、町内会や地域住民らで作る自治会が機能しており、個人商店が軒を連ねる商店街も活発でした。
それはまさに昭和の町並みであり、今では見る影もありません。

大半の商店街が消えたのは、流通や冷凍技術の発達により、
大型スーパーマーケットなどの物量作戦に個人商店では太刀打ちできなかったから、というのが主な理由でしょう。

住民たちは古くからの付き合いよりも、利便性やコストを求めた結果、
駅前などに大型スーパーやマンションが立ち並び、
近隣住民たちとの繋がりは希薄化していきました。


2.社会的構造の変革


平成末期には様々な未曾有の災害が日本を襲い、多くの人々が助け合う精神を取り戻したかにみえました。

しかし、これは表面上の話。
実際は社会的構造自体が大きく変わってきており、
晩婚化、少子化に伴い、共働き世帯における育児に関する精神的、経済的な負担や、家庭・育児と仕事の両立が困難な働き方に加え、
核家族化の進行や過密な都市化による、家庭の養育力の低下や地域における相互助け合いの低下(待機児童問題も含む)が顕著になってきているのです。

そして現在、コロナ禍において人間関係の希薄化はさらに進行し、
もはや同じマンションの住人と会話することすら憚られる、そんな世の中になってきています。


3.人間関係の希薄化を解消することは不可能


結論から言ってしまえば、一度こうなってしまった社会構造の再変革、原点回帰はわたしは無理だと思います。
なぜならば、現役世代にとって「世話焼きおばさん」や「自治会」といった公助的、地域コミュニティ的存在は、かえって自分自身への負担を招くことが分かっているからです。(世の中自分勝手、利己主義者だらけに。さらに世代間格差も関わってきます。)

もはや公助に頼る生き方では貧困世帯に陥るしかなく、
結局の所、自力で活路を見い出すしかないのです。

特に単身世帯では親類縁者や友人もいなければ、
孤独死が当たり前の世の中となっていくでしょうし、
それが嫌なら結婚するか、自ら積極的に他人と関係を持つしかありません。


個人的な意見ですが、
日本は実際どうしようもないレベルにまで平均的学力、経済力に格差ができてしまっており、人間関係の希薄化の解消や地域の公助機能が改善をしたところで根本的解決にはならない。とわたしは考えています。
(一億総中流ではなく、一億総下流です。ギャグではなくマジです。)

今すぐにでも国民、政府、総力をあげて少子化問題に取り組まなければ、
このまま国力は下がり続け、わたしたち日本人は高い賃金を求めて東南アジアなどの新興国に出稼ぎに出ることになるでしょう。
(既に一部の人はそれを望んでいるようですが…。)


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

子どもたちに、夢も希望もない世界にはしたくないものです。
夢と希望と伸びしろしかない元社長はYouTube、Twitterもやってます。
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