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「片腕」になりたいと思うのではなくて。

私は裏の野望として「片腕」になりたいというのがある。

具体的にどうしたいのかはまだ模索中。

今回の記事は少し長くなった。
書きたいことが溢れてまとまらなかった。
もしよろしければ、途中まででもチラ見してください😆

どんな時が仕事で1番楽しかったかとふと振り返ってみると、リーダーやメンバーと「ビジョン」が重なってもっとこうしたらいいんじゃない!これしたらよくなる!とアイデアが無限に出てくる時だった。

自然と出てくるぐらい「和」が作られていたと思う。

「ビジョン」「未来」を語り合えることって貴重だし、お互いに共感出来たら心の奥がじわっとくる。

それをまた味わいたくて、いろんな人の話を聞きたくて。
それが出来るのは、現場と経営を行き来できるような立場かなと思った。

そこでひらめいたのが誰かの「片腕」だった。

「片腕」はなろうと思ってなるのではなく自然となっている立場だと思う。


その立場を得るためには、やっぱりいろんなスキルが求められる。

コミュニケーション力、伝える力、柔らかい姿勢…

ただのフォロワーじゃなくて、「リーダーの片腕」になりたいと思って努力しても。

先を読んでサポートしようとしても、どうしても考えがズレたりしてしまう。

私自身の視野の狭さ、知識の浅さに苦しむ。

もう少し考えれば分かったことなのに、調べれば分かったことなのに。

もう少し丁寧に説明すれば、誰かを引っ張り出すこともなかったのに。

もう少し落ち着いていれば、メッセージを連投しなかったのに。

もう少し立ち止まれば、メンバーへの指示やフォローで戸惑うこともなかったのに。

どうして掬いきれなかったんだろう。
また余計な手を煩わせてしまった。

メンバーを混乱させてしまったり、やらなくていい工程が増えてしまったこともある。

だけど、私はリーダーにはなれない。
能力であったり、経験であったり、24時間ずっと考え続ける意志の強さであったり。
それはとても足元にも及ばない。

ならば、私の意見を少しでも採用してくれたことに誇りを持とう。

そばに置いてくれているだけで、意見を聞いてくれるだけで少しは認められていると自信を持とう。

たぶん、一般的にリーダーと呼ばれる人は考えていることが普通ではない。

毎日毎日ずっと考え続けるというプレッシャーも桁違いだ。

成果も出さないといけないし、「顔」ともなるから行動も気を抜けない。

そんな覚悟を持っている人だと、人の意見を取り入れるのはよっぽど納得した時だけだ。

その納得に値すると思ってくれるだけで、片腕としてひとつの役目は果たせているかもしれない。

ただ言われたことだけではなく、+αでやったことが認められたら。

いつも認められるわけではなく、行動量をひたすら増やして。

空回りしてしまって、メンバーに迷惑をかけてしまったときは、素直に謝って気持ちを伝えて。

それは、信頼を得るための大きな一歩になりうる。

その+αを積み重ね続けて、少しずつ信頼を感じることが出来たのなら。

その信頼の言葉であったり、行動が。
「片腕」としての誇りになり、自信になるだろう。

謙虚であることは難しいけれど。
支えたい、どこか一部分だけ一歩前を行きたい。

いつかは「片腕」になりたい、この気持ちはずっと持ち続けたい。

そして、また心の奥がじわっとなる感覚を味わいたい。


-と思っていた。

この思いを尊敬する方に伝えたところ。

「立場にこだわっていない?大事なのは何をしてきたかどう貢献したかのスキルだと思う」

目からうろこだった。
無意識に「片腕」という立場にこだわっていたのだ。

卵が先か鶏が先かの問題になるけど、ただやっていたら「片腕」みたいになっていたのが自然なのかもしれない。

じゃあ私がやってきたことは??

バラバラだったものをまとめたり、言語化したり。
メンバー間の意見をしっかり聞いてつなぎとめたり。
チームの風通りが良くなるように明るくコミュニケーションしたり。

さっきまで書いていたように、考えればたくさんあった。
これらをまとめて一般化したら、私が1番自信がある姿、活躍できる場が見えてくるかもしれない。

「立場」は強いもので、すぐ引っ張られてしまうけれど。

「何をやってきたか」のスキル面に目を向けたら、さらに広がると思う。

それを自覚できたのなら、あとは心の奥がじわっとなる瞬間わくわくが加速する瞬間を味わいたいと動くだけだ。

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