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「美容の力」で新たな京都の魅力を発信する産官連携プロジェクトを実施

こんにちは!中野製薬広報の柿沼です。
突然ですが、中野製薬の本社が京都にあることをご存じでしょうか?
実は当社は、京都に本社を置く頭髪化粧品メーカーなんです。1959年9月18日の創立以来、64年以上に渡って京都に根差して企業活動を行っています。

そこで、当社が深く関わる美容を通して京都の魅力を発信することで、もっと京都に地域貢献できないかと様々な角度で施策を検討してきました。

その過程で京都市産業観光局とディスカッションを重ね、京都市と当社の双方の課題を解決する取り組みを行うこととなりました。

京都市の課題“伝統産業の若年層認知拡大”と“次世代の担い手不足”

京都市産業観光局とディスカッションを行う中で、京都市としての2つの課題が浮かび上がりました。

一つは、“伝統産業の若年層認知拡大”です。京都には様々な伝統産業があります。京都の伝統産業というと、「京焼・清水焼」「水引」「織物」「和菓子」などを思い浮かべる方も多いかもしれません。ですが、これらの作品はどんな人が、どんな場所でつくっているのかという裏側は意外と知らないのではないでしょうか?
これらの作品を手掛ける“職人”と聞くとベテランのイメージを思い浮かべるかもしれませんが、実は若年層の方々も活躍されています。特に自分たちのオリジナリティのあるデザインを施した作品づくりをされる女性職人の方もいらっしゃいます。このように、意外と知られていない“伝統産業の魅力”をもっと若い世代の人に伝えたいという想いがありました。

もう一つは“次世代の担い手不足”です。一方でこのように活躍されている若手職人はまだまだ少なく、伝統産業を紡いでいく次世代の担い手不足も課題として抱えているとのことでした。

これらの課題を聞き、京都にゆかりのある当社は、「美容の力」で伝統産業の若手職人にスポットを当て、地域の魅力発信に貢献したいという想いでプロジェクトを実施することとなりました。

「美容の力」を発揮していただいた美容室「Befine」「snob」

スタイリストの皆さまによるヘアメイク施術の様子

「美容の力」で伝統産業の魅力を発信するにあたり、京都を中心に高い支持を得ている美容室「Befine」「snob」の皆さまにご協力いただきました。

今回は計5名の伝統産業の若手女性職人の皆さまにご出演いただき、作品づくりの様子を取材。さらに、自らがモデルとして広告塔になり、美容室のスタイリストにヘアメイクを施していただくことで、職人のオフの姿も表現していただきました。

職人の皆さまの仕上がり

これらの取り組みをWEB記事で発信し、職人のオンとオフを見ていただくことで、もっと伝統産業を身近に感じていただきたいと考えています。

異業種と産官連携の取り組みを実施して

このように、美容以外の異業種や行政の方々との協業で実施する企画に初めて携わった私は、伝統産業の作品づくりの現場を見ることはもちろん、職人さまと対話することで、京都の伝統産業のイメージが覆りました。いわゆる陶器や織物のイメージがありましたが、今回の企画を通してファッション性の高さも感じることができました。伝統産業に限りませんが、普段目にするモノはほんの一部でしかなく、見えないところにまだまだ魅力が潜んでいるということを身をもって知ることができました。今後も様々な企画を検討していきますのでこうご期待ください!

WEB記事では伝統産業の作品づくりの様子からヘアメイクによる職人の皆さまのビフォー&アフター、さらには「美容師」と「伝統産業」という毛色の異なる“職人”としてのインタビューも掲載していますのでぜひご覧ください!


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