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天下人とビートルズ

    皆さんこんにちは、こんばんは。

    僕はThe Beatlesが大好きです。一番好きなバンドと言ってはばかりません。

    ビートルズは世界最高のバンドですから、メンバー4人全員が天才です。ひとりひとりの人間性やキャラクターに注目すると、楽曲を更に深く楽しむことができます。

    そんな世界最高のバンドのメインソングライターである、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン
    この3人の才能はやはり格別です。

    この3人のキャラクターを掘り下げていくと、僕にはどうしても、ある偉人3人衆に重なって見えるのです。

   それは「 天下人」の3人です。戦国時代に一国を手中に収めた、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人です。

    天下人の3人とビートルズのソングライター3人のキャラクターを比較すると、おもしろい程に類似が見えてくるのです。

    以下で、それぞれを対比してみましょう↓


ジョン・レノンと織田信長

    まずジョン・レノンという男は、とても二面性のある人です。LOVE&PEACEを唱え、心優しきロックスターというようなイメージがあるかもしれません。確かに、ジョンの平和を求める感情はきっと「真」でしたが、その一方で、非常に暴力的な一面があった事は多くの資料により明らかになっています。
   
    信長も、残忍で無慈悲なイメージが強いですよね。でもその一方で、路肩で身体障害者が乞食しているのに遭遇し、その地帯の村人にその障害者の為の小屋を作り食事を与えることを促すなど、情のあるエピソードにも事欠きません
   
    ふたりとも、矛盾を秘めていて一筋縄ではいかない性格だが、どこか人を大きく引き付けるカリスマ、といった感じです。
    
    そして、なんといってもその「死に様」です。
    織田信長は「本能寺の変」で家臣の明智光秀によって悲劇の死を遂げます
    一方ジョン・レノンは、1980年12月8日、凶弾に倒れ突然の死を遂げますが、その犯人であるマーク・チャップマンは、元々ジョン・レノンの大ファンだったそうです。


ポール・マッカートニーと豊臣秀吉


    「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう 時鳥」
   
    豊臣秀吉の才覚を表す有名な句ですが、ポールのキャラクターを表すにもピッタリだと思います。

    ポールは音楽の才能があまりにも突出していて、主な担当楽器はベースですが、しばしばギターやドラムを用いて素晴らしい演奏をするので、ドラム担当のリンゴは不服に思い一時的にバンドを離脱したりしています。
    「Revolver」収録の名曲「Taxman」の株玉の名ギターソロは、ギター担当のジョージではなく、ポールが弾いたものです

    また秀吉は社交的で人を喜ばせるのが得意な性格だったと云われますが、ポールも当にそうです。サービス精神旺盛で、ファンが喜ぶ事を確信犯的に振る舞ってみせるような、そんな人です。 
    昔、ある番組の企画で、Beatlesの大ファンである山崎まさよしがポールと対面し、本人の目の前でポール作曲の名曲「All My Loving」を演奏するという内容のものが在ったようです。今でもYouTubeで検索すると視聴できるのですが、ポールのサービス性が存分に味わえる興味深い映像です。是非見てみてください。


ジョージ・ハリスンと徳川家康

    徳川家康は元々、信長政権下の元で信長と同盟を組んでいました。しかし信長が死に、秀吉政権下になった後、家康は秀吉の家来となります。そして秀吉も死に、「待ってました」と言わんばかりに関ヶ原の戦いを起こし、ようやく天下を手にした、大器晩成型です。
    
    ジョージ・ハリスンもビートルズの中で一番年下で、弟分的な立場でした。そして、レノン・マッカートニーという天才の背中を間近で見続けてきたのです。
    そんな中、ビートルズ活動晩年にソングライターとしての才能が開花し、ジョン、ポールにも引けを取らない名曲を残し始めます。

    そして、ビートルズが解散して間もなく、大傑作ソロアルバム「All Things Must Pass」をリリースするのです。ジョージは「ビートルズが解散して最も成功したメンバー」とも称されます。


あとがき

    如何でしたでしょうか(⁠^⁠^⁠)
    日本を治めた戦国の名武将と、音楽史上最大級の天才達。どこか、妙な重なりが見えてきませんか?
    歴史に名を残す偉人達には、ある特別な共通点を見いだせるのかもしれません。もしかしたら、生まれ変わりなのかも.…

    信じるか信じないかは、あなた次第です!

 ではまた、何卒よろしくお願いいたします🙇
    


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