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【年表で覚える】診療報酬・医療行政(法規)・医師数政策の変遷

医療経営士3級試験において、制度や法規・出来事を年表順に理解することが重要です。

実際に試験でも、
「医療法改正の順番で正しいのはどれか?」
「老人医療の無料化は何年の出来事か?」

といったような問題がほぼ間違いなく出題されています。

また、歴史の変遷を覚えておくことで、新たな知識を学ぶ際にも年表に紐付けて覚えることができるようになり、効率的な学習が可能になります。

年表として覚えていただくため、余計な解説はせず、出来事(年表)で表記します。
なお、年表は覚えやすいように西暦で統一します。

2〜3回書き写すことで効率的に覚えられると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
それではいってみましょう。

<診療報酬制度の変遷>

完全看護の創設(1950年)
国民皆保険制度の創設(1961年)
老人医療の無料化(1973年)
特定療養費制度の創設(1984年)
新看護体系の創設、療養環境加算(1994年)
回復期リハビリテーション料の創設(2000年)
ハイケアユニット入院医療管理料の創設(2004年)

<医師数政策の変遷>

1970年代:「一県一医大構想」が推進され、医学部定員が一気に拡大

1986年:「医師の新規参入を最小限10%削減」医学部定員大幅削減

2004年:新臨床研修医制度の開始

2006年:「医師の受給に関する検討会」報告書により、地域や診療科によって医師数が偏在していると公表された

2010年:「経済財政改革の基本方針2009」を踏まえ、医学部の定員増加が図られた

<医療行政・法規の変遷>

厚生省設置(1939年)
医療法・医師法制定(1948年)
医療法人制度の創設(1950年)
医療金融公庫[現・福祉医療機構]の設立(1960年)
老人保険法施行(1982年)
第一次医療法改正・医療計画制度の導入(1985年)
第二次医療法改正・特定機能病院と療養型病床群の制度化(1992年)
第三次医療法改正・地域医療支援病院の制度化(1972年)
第四次医療法改正・病床区分の見直し、臨床研修の必修化・介護保険法施行(2000年)
第五次医療法改正・医療情報公表制度の創設・社会医療法人制度の創設(2006年)
ナショナルセンター独立行政法人化(2010年)
第六次医療法改正・病床機能報告制度・地域医療構想の策定(2014年)
第七次医療法改正・地域医療連携推進法人の創設(2015年)
第八次医療法改正・医療広告規制の強化(2017年)

以上です。
皆様の勉強の参考になりましたら幸いです。
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