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全ては「肯定」からはじまる

ものごとには、肯定と否定があるけれど、人間が行えるのは、すべて「肯定」しかない。だって、「肯定」を肯定するか、「否定」を肯定するか、どちらにせよ「選んで」いるのだから。

そんなわけで、すべては「自分が決めたものを肯定」するからこそ、前に進む、そして結果が出るということです。

1、「今」は「肯定」から成り立っている

今の状況が絶好調な人。おめでとうございます。素晴らしいですね。そのままの流れで、よりよき流れをつかんでください。

いま、あまり状況が良くない人。不安や不振が続いているひと。どうにかしてこれを抜け出したいと思っていますよね。でも、今の状況は、きっとあなたが、過去やってきた「肯定」したものの結果から至っているのですよ。

厳しいですけれど、まずそこからリスタートしなければなりません。だからといって、何もかも後悔したり、怒りの感情に任せろなんてことではありません。

きっと、因果関係があって、どこかが、間違っていたか、ずれていたか、想定していなかった要因が加わったか、原因はわからないけれど、この結果というものに至っていることだけは確か。修正すればいいんです。

2、「何を」肯定したらよいか。

あなたの心の声に耳を傾けてください。正直であればいいのですが、世間体や見栄え、あるいは安きにながれたり、楽をしたいと思ったり…そんな悪魔の囁きに流されて、本心とは違ったことや、本来と異なるものを「肯定」して選んだしていませんか?

やりたいことは、やっぱりやる。
やらなきゃいけないことは、すぐにやる。

そうやって、湧き上がってくる課題や問題への対処は、そのとおり「肯定」してすぐにやる。それしか、私達にできることなんてないんです。それが未来としてどうなるかなんてのは、わかりません。だってまだ到来していないから「未来」なのですから。

あれこれ考えず、結果を待たず、ココロの声に従って、すぐに行動しましょう。

あれができたら…やればいいんです。
これがあったら…探せばいいんです。

すぐに動く。すぐ行動する。今目の前に出された心のコンパスにしたがって浮かぶ選択肢を信じて、肯定して進む。それしか、自分の信じて進む方法なんてないのです。

3、「過信」と「肯定」は違う

でも、人は、心を欺いて「過信」することがあります。自分は「こうあるべき」だとか、「こういうふうな地位にあるべき」など、やっぱり見栄や見られ方、あるいは弱さを隠した鎧に惑わされて、過信する弱さを持っている。

それを肯定してしまえば、嘘に嘘を塗り重ねることになる。また、否定的なことを肯定せざるを得なくなる。自分にも他人にも、嘘をつくことになる。それが本当にあなたがやりたいことですか。あなたが他人のためにやる誠意でしょうか。

偽りの姿ほど見にくいものはない。
偽りの姿勢ほど、どんなに表情が笑顔で、愛という言葉にあふれていたとしても、すべては虚像にすぎない。

当人はわからないだろうと思っても、自分の信念に正直な人には、そんな嘘、偽りは見透かされています。だから、正直に「肯定」すべきことは何か、心に問い直せばいいんです。

深く、聞いてください。
じっくり、聞いてください。
もう一度、聞いてください。

あなた自身が、本当に進むべき方向はどちらなのか。
答えは「あなた」にしかありません。
あなたを「肯定」できるのも、「あなた」しかありません。

だから、あなたは「自分」と向き合い「肯定」して進むしかないのです。

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