見出し画像

使える英語ってなに?


はじめてネイティブの人と英語で話したのは高校生の時。旅行先の信州のペンションで、言いたいことがうまく言えず汗をかいた。受験英語は不得意ではなかったのに、いざ実際的な会話となると話せない。

下の記事を読んでその当時のことを思い出した。受験英語が「使えない」こと、英語は知識よりも実際にコミュニケーションツールとして使わないといけないこと。それらを痛感した。

今やAIの発達で、外国の人とも意思伝達はしやすくなったかもしれない。けれども、相手と向き合って(または Zoomで)話す時、そのちょっとしたニュアンスを受け取りながら、あたりさわりのない会話でなく、本当に人とひとがつながるための深さをもつ会話ができるための力って大切だ。

ずっと昔、斎藤一人さんが、英語ができなくてもちっとも困らない、というようなことを言ってらした。確かに困らないかもしれないけれど、異文化の人と心を通じ合わせる醍醐味、相手からも受け取りじぶんからも差し出すことのできる新しいエッセンスを見逃して生きているのはもったいない。

まったく違う文化の人と会話して「Aha! なるほど!」と思う一瞬の小さな感慨は筆舌に尽くし難い。

日本以外の国に旅すると、英語圏でなくても英語の会話ができる人が多いことに驚く。留学経験なんかなくても、自分の国の文化について話せるだけの会話力と、相手の意向を汲み取る英語力をもっている人が多い。

人と人のダイレクトなコミュニケーション。感じ合う力は、翻訳機ではいまのところ味わえない醍醐味だ。

基本的な英会話を勉強することと、自分の好きな分野(アートや音楽やスポーツや)を英語で学ぶこと、そしてそれを誰かに表現してみることで、
あたらしい世界が見えてくる。

そしてそれは予期せぬ「広がり」「つながり」へと変わっていく。
そうして人生は変わっていく。




この記事が参加している募集

英語がすき

サポートは株式会社スクーンジャパンおよび米国スクーン社が乳がんのNPO団体(LBBC)に寄付する資金に利用させていただきます。