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顧客の心を鷲づかみするトレジョの魅力

アメリカのスーパ=マーケット「トレーダージョー」は1958年にカリフォルニア州でスタートしたスーパーマーケット。オリジナルのブランド商品を中心に、ほとんどの食材と日用品が揃っている。

他のスーパーマーケットと比べるとその評判は圧巻的である。オーガニック商品で有名なホールフーズマーケットと人気を二分していたが、アマゾンがホールフーズマーケットを買収してから、その質の低下が問題となっている。

「トレーダージョー」日本式に呼べば「トレジョ」が圧倒的に消費者の心をつかむその理由とはなんだろうか。

 

品質のよさと価格

品質がいい商品を、トレジョ価格で安く買うことができる。これは、お客さんたちが、リピートした くなる最大の理由のひとつだと思います。 安さだけでなく、いいものを、というのがポイントで、オーガニックのものや、オーガニックでなく ても、ナチュラルなもの、着色料なし、保存料なし、MSGなし、または遺伝子組み換えをしていない ものなど、トレジョならではの基準があって、体にできるだけいいものを、という意識が高いので、 安心して買えるのがいいところです。

ブランド化していること

トレジョは、お店にある商品の大半がプライベートブランドの商品で、トレジョじゃないと買えない ような商品が多いのも特徴です。 トレジョのプライベートブランドで取り扱いのない商品は、時々普通のブランドの商品がおかれてい たりします。

ユニークな商品揃え

オリジナル商品は、次々に新商品が出るので、新商品が出るとつい試してみたくなる、楽しみがある スーパーです。 私がこの間、オニオンスープのマックアンドチーズを紹介したように、ユニークな新商品を思わずネ タにして教えてあげたくなってしまう、面白い商品が多いです。 プライベートブランドの商品は、一般的な定番商品だけでなく、結構インターナショナルなテイスト の品揃えがあるのも面白い所です。アメリカン、チャイナ、メキシカン、韓国、タイ、インド、などな ど、冷凍食品売り場とかいてみると一目瞭然、面白い品揃えです。 トレジョの新商品の発売情報はこちらからチェックできます。

カルト的ファンに支持されている

トレジョの場合、安さだけを追求したスーパーじゃなく、やはり、トレジョでしか買えない商品が多 いという個性があるところが、トレジョのカルト的ファンを増やしているのだと思います。他にはな い個性的な商品が多いので、思わず人に伝えたくなるお店なんですよね。英語だと、トレジョネタだ けでブログを書いている人もいるくらい熱いファンもいて本当すごいなあと思います。

フレンドリーなスタッフ

スタッフがとにかくフレンドリー。みんな幸せそうに働いているのが印象的で、いつ行っても気持ち よくお買い物ができます。

ビジネスモデルを構築

トレジョの魅力はこれらの希少の付加価値です。これまでにない小売店舗のビジネスモデルとして先端を突っ走り、業界を超えたビジネスケースとして話題を確立してきました。

おしゃれなパッケージ

筆者撮影
トレジョのオンラインストアより

日本の大手スーパーは一丸となって自らの市場を守っているので、こんな海外のストアが参入できるのはまだちょっと時間がかかりますね。残念。
もしもアメリカに旅行されたらぜひ寄って見てください。
マーケティングの目からウロコ間違いなしです。

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これからも海外のマーケティングについて発信し続けます。ご興味あればフォローとスキの手を差し伸べていただけると嬉しいです。😇

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