![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86392985/rectangle_large_type_2_83a36b5e9b726508fb4519a96e729ba9.png?width=800)
コーヒーのような男とミルクティーの男
ずっと若い頃はコーヒーのような甘く苦い男が好みだった。ダブルショットのマキアートのような苦くて、渋くて、深い味。
けれどもだんだんと歳を重ねると、ミルクティーのような人がいいなと思ってくる。ふんわりとあたたかで、冷えたカラダをあたためてくれる、それでいてちょっと渋さのある香ばしい感じ。
その二つは相容れないものだ。一人の男に両方を求めるのは難しい。
歳を取ったからって、コーヒーの男がミルクティーの男に変わることもない。
そんなことを想いながら、今日もそろそろお茶の時間だ。
出版しました。応援していただけると嬉しいです。
サポートは株式会社スクーンジャパンおよび米国スクーン社が乳がんのNPO団体(LBBC)に寄付する資金に利用させていただきます。