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小学生がわかるように、「はだしのゲン」を読んでほしい理由を説明してみた

こんにちは。

空腹の時間を増やしてみました、けんちんです。詳しくはこちらの本にあります。


夏休み、時間が空いている時間がいる人もいるかと思います。

大人の中には「勉強しなさい。」や「本を読みなさい。」などいう人も多いかもしれません。

私としては夏休みはやりたいことを思いっきりやってほしいと思っています。

でも、もし特別やりたいことがない人がいる場合は読んでほしいマンガがあります。

それは「はだしのゲン」です。


「はだしのゲン」は、作者である中沢さんが実際に体験された被爆体験を元に書かれた漫画です。

1945年に広島に住む少年の中岡元が被爆し、その後様々な出来事を体験しながら強く生きていくストーリーとなっています。


この漫画を読んでほしい理由は、原爆の恐ろしさや戦争の後のリアルな生活が描かれているだけではありません。

それは元のお父さんの言動です。

漫画の舞台はまさに戦争中。当時の日本は戦争をしている自分たちは正しいと国民に思わせて戦争をしていました。さらに多くの国民が、心のそこから「戦争をすることは正しいことである。」と思っていました。

そんな世の中で元のお父さんは「戦争をするべきではない。」とはっきりと周りの人に言い、行動をしていました。

大多数と異なる行動をとっている、元のお父さんは近所の人からひどいイジメを受けます。さらに元をはじめとした家族までイジメを受けていくのです。


ぜひこの漫画を読んだときに、「あなたが元の知り合いなら元と仲良くしますか。」というテーマで感想文を書いてほしいです。


今の教育では「戦争はいけない。」と学んでいるので元のお父さんの考えが受け入れられるでしょう。

ですが当時は違います。この漫画を読むとわかりますが、「戦争する方が正義。」なのです。今と全く違うでしょ。

「戦争はいけない。」と言っていたら周りの人からいじめられるのです。

その中であなたは元と仲良くできますか?正直「できない。」と言う人がいても当然かと思います。ですがあなたならどう行動できそうかを考えてほしいです。


他にも今だからこそ読んで刺さるシーンがたくさんありました。

読んだことがない人はぜひ一度読んでみたください。


ではでは。



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