名詞の不可算・可算(単数・複数)②-2
副題:可算不可算の理想と現実(英文法の理想と現実)
名詞の不可算・可算(単数・複数)[UC(SP)]の深掘り版2
今回の検証内容
①英語の可算名詞と不可算名詞の典型例かつ特殊例「お金」
「お金」は可算?不可算?なぜ難しい?
②「数えられるもの」と「数えられないもの」の違い
英文法のことは忘れて日本語で考えることが重要
数えるとはかるの違いも重要
③英語の可算名詞と不可算名詞における主語と動詞の単複一致問題
(be動詞現在形が単数isか複数areか)
問題1:お金の深堀り
① 一万円札を五千円札2枚と両替することはできる?(Yes or No)
②一万円札を半分に切断したら五千円札2枚として通用?(Y or N)
③1万円は一円玉で何枚?一万円札や五千円札では何枚?
枚数は、どの硬貨・紙幣が基準?
④一万円札が1枚、この数は1万?それとも1?
可算不可算の基準は金額?枚数?(このネタはもう十分?)
⑤結局、お金は数える?数えない?(実は意外と複雑)
問題2:「数えられるもの」と「数えられないもの」
①日本語で液体や距離・時間は数える?数えない?(理系的な視点で考察)
②「数えられるもの」と「数えられないもの」は何がどう違う?(上に同じ)
③「数える」と「はかる」の違いを思いつく限り列挙【頭の体操】
(可算・不可算が一筋縄ではいかない理由が少しでも伝われば幸いです)
※学校英語や学術英語の定説は一度捨てたほうが身のためかも(理論としては素晴らしくても、実際には例外が多数)
問題3:以下の和文を英訳
① 100ドルは大金だ。
(one hundred, dollar, a lot of を使うこと)
② 20キロ(メートル)はとても長い距離だ。
③ 100年は「1世紀」と呼ばれる。
授業ではちゃんと解説しますが、一般公開はここまで。あちこちにヒントを散りばめてあるので、非受講生の方は辞書を引いたり自分で調べたりして考察してみてください。
いわゆる学校英語や学術英語で整理しきれていない部分を考えてもらうための教材、面白いと思っていただけると幸いです(閲覧して面白いと思った方は、コメントしていただけると、教材や答え合わせを今後公開する励みになります)。
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