【紙の本で読むべき名作選#12】ボルヘスの「夢の本」で電子書籍を越えてゆけ!
「本が好き」な人間ならばきっと「ハマるはず」の小説家が、アルゼンチンのボルヘス。今回はそのボルヘスの作品から、特に「入門者向き」の一冊を紹介します。
ボルヘスは「無限にページが増えていく本を発見した男の話」とか、「地図に存在しない地名が載っている百科事典を発見した男の話」とか、本好きならば「わかる!」ファンタジーをたくさん書いた御方。ただし日本ではイマイチ、知名度が盛り上がらない。というのもボルヘス氏の小説は恐ろしく哲学的で形而上学的、つまりとても難解なのです。
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