見出し画像

【紙の本で読むべき名作選#26】ニッチな高単価書籍のはずがヒット商品に!?「有職装束大全」で電子書籍を越えてゆけ!

「電子書籍で済む本」と「紙の本で手に取ってほしい本」とを振り分け、後者の名品を紹介していくことで書籍文化に貢献したい、という想いから続けてきたこのマガジン。第26回目にして、実に興味深い事例を新聞記事から見つけてきました。

本来は専門家向けのニッチな商品という位置づけのはずの、「奈良・平安以来の日本の朝廷の服装を細かく図解する本」が、出版社の在庫が危機に陥るほどの売れ行きだそうです。7000円台という単価設定だというのに、です!それがコチラ!↓

「この本が売れている!」というニュースは、こちらの朝日新聞記事に詳細が載っています。

おそらくは、令和への元号の変わり目として皇室行事が続いたことの時事的な影響と、漫画家やイラストレーターといったクリエイター関連の方々の間で「よい資料になる」と広まっているのでは、という二つの仮説が提示されています。

「紙で読むべき・売るべき本」としては大正解といえる事例ではないでしょうか!というわけで、今回、紹介させていただきました!

この記事が参加している募集

推薦図書

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!