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北欧デザインの「一汁一菜」、スウェーデン大使館での展覧会にデザイナー来日 DUKA5

すでにタイトルに入っているDUKAですが、「一汁一菜」企画のニックネームとなりました。

私たちの文化イベントは、あれもこれもとキーワードを入れ込んでいくうちにタイトルが説明的で長くなりすぎてしまうことが多く、みんなが覚えやすいニックネームをつけることが習慣になっています。一汁一菜の企画も、ニックネームがつく前は「北欧デザイナーによる一汁一菜の器、北欧流シンプルな食卓」という、関係者も正しく覚えられないぐらい、とても長い名前でした。

ニックネームは、日本人にとって発音しやすく、覚えやすく、北欧の文化を象徴し、私たちの企画の意図が伝わるものでなければなりません。一汁一菜という四文字があまりにも深い言葉なだけに、なかなか良いニックネームが見つかりませんでした。

最終的にニックネームは、 スウェーデン語でテーブルセッティングを意味する「DUKA」に決定しました。企画にぴったりのニックネームが見つかって以来、私たちは、この企画のことを一汁一菜ではなく、DUKAと呼ぶようになりました。

私たちの文化イベントのもうひとつの魅力は、北欧デザイナーの来日です。2015年春のDUKA イベントでは、5名のデザイナーが来日し、オープニングイベントで、それぞれのデザインについて話をしてくれました。

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抽象的な幾何柄が得意なユリア・ヘウリングは、一見ストライプのようなデザインでしたが、それが、キッチンにあるフォークが並んでいる様子だということを説明しました。

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フィンランドのデザイナー集団フィーランは、クローバーをモチーフにしたデザインのなかに、そっと四つ葉のクローバーを隠して、シンプルな食卓に GOOD LUCK の気持ちを込めたことを伝えました。

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私たちは、デザインというものが、単なる柄ではなく「気持ち」だということを改めて感じました。

2015年3月に行われたDUKA企画は、スウェーデン大使館の展覧会だけではなく、全国で企画商品として販売されました。

▼DUKA商品の一部は下記よりお買物いただけます▼

北欧デザインx日本のモノづくり

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