ぼくは奇跡を起こしに行く。自分の弱さに負けて言い訳してる場合じゃない。
ぼくが3月に描いた絵本
にじかえるくんと幸せな日々。
この絵本にはぼくの思いや願い
大切なこととか人生に必要なものを
たくさんたくさんつめこんである
主人公のにじかえるくんが
仲間たちと出会って
一緒に世界中を旅するおはなし
これを描いたのは
お世話になった学校の先生に贈るためだった
無事に完成させることができて
先生にも贈ることができた
ぼくはそれで良かったと思ってた
ついこの前までは
ぼくのマネージャーでもあり
アート仲間の岡ちゃんが出版した絵本を観た
優しい絵と愛がたくさんこめられた絵本
読んでいくうちに
なんだかぼくも優しい気持ちになった
もともとは
一枚のイラストだった作品たち
一行の文章だった言葉たちが
絵本というひとつの形になった時
ぼくはこんなにも感動することを知った
岡ちゃんはぼくに言ってくれた
“絵本を出版しませんか?”
実は今までも何度かそう言ってくれていた
でもぼくはあんまり乗り気じゃなかった
それはぼく自身が
ぼくの中の弱いぼくに負けていたから
“だってお金がないし”
“そんなの無理だよ”
“やめといたほうがいいよ”
“どうせ誰も興味なんて持ってくれないよ”
そうやって言い訳ばかりしていたから
でもぼくは知ってしまった
絵本を通してぼくにもできることがあるって
絵本から愛を届けることもできるって
だからもう言い訳してる場合じゃない
ぼくは奇跡を起こしに行く
だれかが奇跡を起こしてくれるのを
ただ待ってる場合じゃない
人生に今日という日はただ一度しかない
明日ぼくが生きられる保証もない
坂爪さんの生き方が教えてくれるように
ぼくが奇跡を起こしに行く
ぼくが絵を描いて貯めていたお金で
ぼくの絵本を出版する
これは
ぼくにしかできないことだから
ぼくはぼくを信じて飛び込む
傷ついてもいい
ひとりぼっちになってもいい
こわいよ
でもこわいけど行く
だれかのところに
だれかのこころに
ぼくの愛を届けるために行く
神さまに会いに行く
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