【ラン&グルメ】旧東海道をランニングしながら宿場グルメに舌鼓!(北品川〜鮫洲)
京急線の北品川→新馬場→青物横丁→鮫洲→立会川のルートの東側に、旧東海道が走っており、昔の品川宿の面影が残るレトロな商店街となっている。ここは私が密かに愛用しているランニングコースである。
歩行者天国ではないし、よく車も通るが、歩行者に迷惑をかけない程度の十分な幅があり、北品川から立会川まで約3キロ、往復約6キロと、普段のちょっとした運動にもちょうど良い距離。何より、夜にはレトロな街灯が夜道を明々と照らしてくれ、終電まで適度に人通りもあり、女1人ランナーの私にとっては安心して夜ランできる数少ないルートなのである。
そのため普段はいつも夜しか通らなかったのだが、このコロナ禍の外出自粛による運動不足解消のため、時間の有り余るこのゴールデンウィークのお昼間に、このコースを探索してみることにした。
私の他の記事をお読みくださった方にはもうお分りだろうが、単に走るだけでは勿体ないので、もちろん、グルメハントをしつつ一石二鳥を狙うのである。Here we go!
1.【北品川】「クロモンカフェ」さんのテイクアウト弁当(ロケ地:東品川海上公園)
こちらは古民家的なカフェだが、現在店頭でお弁当を販売している。子ども食堂も開店されていたという、優しいおかみさんの経営のお店ということである。このボリュームで800円とはリーズナブル。もちもち玄米ご飯もおかずも全部おいしく、栄養満点、体に優しい。おかみさんの愛を感じる。東品川海上公園の開放的なウォータフロントの景色の中でいただくと、幸せもひとしお。
2.【新馬場】「孝庵」さんの宿場ロール(ロケ地:荏原神社)
山手通りを南へ入って目黒川の手前、荏原神社近くにある小さなスイーツのお店。名物の「宿場ロール」は以前から好きで、今回リピート。その名のとおりロールケーキだが、スポンジふわふわのよくあるものとは異なり、ずっしり、もっちりとした生地で、クリームもたっぷり入っていて、食べ応えがある。ナッツがアクセントになっている。美味。冷蔵庫で1週間ほど日持ちするのも助かる。バニラ、抹茶味、紅茶味など、色々な味があるが、今が旬のイチゴ味をいただく。1個205円。
3.【青物横丁】Les Cinq Epices(レ サンク エピス)さんの僕のチーズケーキ(ロケ地:自宅)
こちらは、今回初訪問のケーキ屋さん。いつも夜ランで通り過ぎるときに気になっていた。その場で検索してみると、なんと、食べログのTOP 5000にランク入りしているという。こんなところに...というと失礼かもしれないが、青物横丁にしてはとてもお洒落な雰囲気。家族連れでにぎわっている。口コミによると、「僕のチーズケーキ」(420円)が有名らしい。なぜ名前に「僕の」と付けたのかは謎だが、一つ購入。おうちでいただく。とてもクリーミーでまろやかなお味で、有名になるのもうなずける。
4.【鮫洲】Pizzeria Bakka M'unica(ピッツェリア バッカ ムニカ)さんのテイクアウトランチ(Bランチ)(ロケ地:勝島運河沿い)
こちらは旧東海道から一本東の通りの、住宅街の中にあるピッツェリア。またしても、こんなところに…?というロケーションである。今回検索して知ったのだが、食べログで2019年ピザ百名店にランクインしているという。現在、コロナ対策のため、テイクアウトとデリバリーのみ営業となっており、予約が必要。予約の時間どおりに店頭に行くと、他にも予約のお客さんが既に沢山待っていた。地元で愛されているお店のようだ。
サラダ&惣菜と、水牛モッツァレラたっぷりのマルゲリータのランチセット(1380円)を、近くの勝島運河沿いに腰かけていただく。風が心地よい。惣菜もサラダのドレッシングも家庭では出せない深いお味。マルゲリータも濃厚チーズがたっぷり載っていて、生地もちょうどよい柔らかさ。さすが百名店である。食べていると鳩が近くまで寄ってきた。おこぼれを待っているようだが、鳩にあげるにはちょっと勿体なさすぎる。
なかなかどうして、このグルメの充実ぶりたるや、旧東海道品川宿、あなどれぬ。なお、このレポートは、2日間の、それぞれ小一時間程度の行程を、1つにまとめたものである。私はよく人から健啖家だと言われるし、大食いは自覚しているが、流石にこれら全部を1回のラン中に完食できるものではない。
グルメ+街ラン。コロナに精神的にやられないために見つけた、日々のささやかな楽しみ。次はどのエリアを開拓しようかしら。To be continued.
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