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月4万円で全国住み放題のADDressでワーケーション(前編) | SAYULOG meets JAPAN 高知編 #002

地方へ足を運んで、私たち日本人も知らないその地域のいいものや、土地に根付いた知恵、文化、歴史などを、とにかく「日本のいいもの」をシェアしていくSAYULOGのYouTubeシリーズ「SAYULOG meets JAPAN」では、地方滞在時に主に多拠点コリビングサービスのADDressさんを利用している。

ADDress高知B邸を動画でチェック

「今回、どんなところに滞在したのか?」については、外観、施設内の設備などを中心に、ルームツアー風テイストで動画でレポ。

▼ADDress高知B邸(提携:EN HOSTEL)ルームツアー動画はこちら

YouTube動画とnoteなどの文面でお伝えできる情報というのは、それぞれに得意不得意な部分があり、今回のYouTubeではお伝えきれなかったところもたくさん。

というわけで、今回の記事では、施設内の設備を中心に動画でお伝えしきれなかったところを書いていく。

ところで、ADDress(アドレス)って何?

月額4万円からの定額制で全国のADDress拠点にどこでも住み放題の多拠点コリビング(co-living)サービス。各物件には「家守(やもり)」と呼ばれる管理人さんがいて、その地域のことを教えてくれたりする。拠点の中には、古民家、商店街の八百屋さん、ブルートレインをリノベーションした拠点や、今回ご紹介したようなホステルやゲストハウスと連携しているところもあり、そのスタイルは様々。徐々にその数を増やしており、2021年1月現在で全国に120ヶ所以上もあるらしい。

と、ざっくり説明してみたが、私が語るよりもADDressさんのオフィシャル情報の方がよりわかりやすく詳しいので、そちらをご覧いただいた方がきっと伝わりやすいはず。

▼ADDress Webサイト

▼ADDress Webマガジン | note

「ワーケーション」で気になるポイント

「ワーケーション」という造語ができるまで意識してこなかったけれど、そういえば私はここ10年ほど、インターネットさえあればいろんな環境で仕事をしてきた。ときに山の上で、ときに海辺でもカタカタとやっていたこともある。ゆえに、きっとリモートワークのポイント的な部分は押さえているような気がする。

というわけで、今回の経験から、自分の中で「ワーケーションする上で気にしている5つのこと」をまとめてみた。

①WiFi環境とインターネット速度
YouTuberにとって、特に気になるのがコレ。
私がYouTubeへアップロードする動画のデータ容量は平均して1GB程度。ちょっと凝ったものや、10分を超える動画の場合は1.5GBを超える。

これまで、WiFiがあるありとあらゆる宿泊施設で、この程度の容量のデータをアップすると、最長30分くらいかかってしまい、移動するにできない状態に陥ることもあった。

但し、今回滞在したADDress高知B邸では、確か10分程度だったと記憶している。いや、10分かかったかな?かかってないかも?ストレスがかかるほどではなかったと記憶している。

また、滞在中にはオンライン会議も結構入っていたけれど、お仕事スペースとして利用させていただいた、1Fのラウンジでも、自分の部屋でも、特に回線不具合も起きず、ストレスなく快適に仕事ができた。

②電源(コンセント、プラグ)は取れるか?
パソコンやスマホを充電しながら仕事ができるか?
これも大きなポイントとなる。

自分の部屋はもちろん、滞在期間中のワークスペースで、仕事しながら充電しづらいのは結構ストレスになる。カフェに入って電源取れそうな席が空いていなかったときの悲しみ。まさにあれである。

今回主に利用していた1Fのラウンジにはあちこちで電源が取れた。私の場合はパソコンだけでなく、スマホ、カメラの充電、携帯用充電器の充電、なども同時にすることが多かったので、この辺りもとても助かった。

③部屋に仕事ができるテーブルやイスがあるか?

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動画撮影中にわかったことだが、ADDress会員向けの部屋には、お部屋でも仕事ができるように、テーブルとイスが置いてあるとのこと。
これは本当にありがたい。

そういえば私は、毎回どこへ宿泊するにも必ず予約前に「パソコンで作業ができるテーブルとイスはある部屋か?」を確認するのが習慣になっている。おそらくパソコンを持ってワーケーションしに来る人たちにとっても、ここは気になるところだろう。「パソコン持ってないと不安になる症候群(勝手に命名)」という現代病に苛まれている私のような人間には気になるポイント。

今回のお部屋は、テーブルの配置が良かった。左側は窓で、窓を開けると高知の美しい山と空が眺められるし、エアコンもテーブル位置のすぐそばなので、冬も寒さはしのぎやすい。そして、テーブルのすぐ下からは電源が取れるので、作業しやすかった。

④ワークスペースの雰囲気

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仕事にはその環境の「空気」がとっても大事だと思う。私の場合は、場の雰囲気が心地よいことがとても大事で、それがアウトプットにも左右されやすい。

ここは明るく開放的で、集中できる環境。
おまけに、オンライン会議で背景が映える。

この企画発表動画は、ラウンジに誰もいなかったときに撮影させていただいたのですが、バーカウンター側を背にしても、広々としていて素敵。
※サムネイルではわからないのですが、再生いただいてすぐに登場する撮影場所がとっても心地よくお仕事ができる1Fラウンジです。

ADDress高知B邸が提携しているEN HOSTELが、ワークスペースとして提供してくれる1Fラウンジは開放的で明るくて本当に心地よく、仕事がとっても捗った。そもそもこのラウンジは、モーニングやランチ、夜はバーとして地元の人にも開放しているため、ここに滞在している人以外の出入りもある。かといって、ざわざわした感じもなく、落ち着いている。これは高知の人たちの気質なのかわからないけれど、みな纏っている空気がやさしくて、どこか人懐っこく、心地いい。

今回は時期的に営業時間も短縮していたり、本来の夜のバー営業もお休みしていたので、地元の人たちとここで交流できるタイミングはあまり無かったのが残念だけれど、再開後、またここを訪れたときに地元の人たちと交流ができたらいいな。

何より、スタッフさん達も明るく、高知のおすすめを教えてくれたり、ときにちらっと聞こえる土佐弁(「高知弁」ではなく、みな「土佐弁」という)がまた愛らしい。私は滞在中にスタッフさん達とすっかり意気投合。
このスタッフさんに会いに、またこの場所へ帰ってくるADDressユーザーやホステル利用の一般客のリピーターもいるのが頷ける。

また、これは改めて他の機会に触れたいが、モーニングもランチもおいしい。どのメニューを頼んでも安定のクオリティ。そして、これらのセットはドリンク付きな上に、このドリンクも選べる種類が豊富でうれしい。

⑤アクセス・駐車スペース
施設内の環境も大事だけれど、やはり立地も大事。私の場合は車の免許を持っていないので、電車やバスの最寄り駅からの距離、行きやすさも気になるところ。

また、車でワーケーションを楽しみたい人にとっては、駐車スペースがあるかどうかも注目すべきポイントかと思う。(今回の旅で、ADDressを利用しながらキャンピングカーで移動されている木工職人さんとお会いしたときに「駐車場があるって大事!」と感じた。遠いと辛いし、駐車場代もばかにならない。)

今回お世話になったADDress高知Bは、たまたまJR高知駅や、路面電車の駅、高知空港からのリムジンバスの菜園場町(さえんばちょう)駅、どこからも徒歩10分圏内。その上、高知といえば!な「ひろめ市場」や高知城、日曜市、また、飲食店が立ち並ぶ商店街や、居酒屋街にも徒歩圏内でアクセス良好。最寄りのコンビニも、ファミマは徒歩2分。どうしてもローソンやセブンイレブンが良ければちょっと歩くけれど、それでも徒歩10分圏内。

駐車場は建物のすぐ横で、それなりに駐車スペースも広いし、台数も置ける様子。車社会だから、駐車場は必須なのかもしれないが、だとしても建物の真横にあるのは、荷下ろしや移動の準備には結構助かる。


うっかりさんも大丈夫!

今回ありがたかったのは、ここがホステル連携だったので、うっかりバスタオルを忘れた私も300円/枚でレンタルすることができたこと。

女子の必須アイテムであるスキンケア系のものはしっかりと持ってきたのに、なぜにバスタオル・・・。チェックイン時に受付で「一応アメニティもありますけど、何か必要なものはありますか?」と一言かけていただいて本当によかった。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ドライヤーなどは備え付けであるけれど、女子のみなさん、メイクリムーバー系のもの、洗顔フォーム、スキンケア系アイテムをお忘れなく。万が一、うっかり忘れても、ここから徒歩2分のところにファミマがあるので、必要あらば駆け込みましょう。

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