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怒れるって、信頼の証。

今まで、友達や恋人に怒ったことがなかった。

ちょっとイラっとすることはあっても、それを口にはしようとは思わなかった。

どうしてか。

怒る、とは。

(私はもっと大事にされるはずなのに)
どうして〇〇してくれないの!?

と、相手に主張することだと思う。

だから

いつも「相手に嫌われないように」と
お伺いを立てている

私のような場合、腹を立てるとはならない。

その代わりに

・ああ、私って嫌われてるのかな。
・やっぱりそれくらいの関係性なんだ。

と、自分を責めて落ちこむほうに走る。

無意識の、信頼。


だから

「なんで〇〇してくれないの!?」と彼氏に叫ぶ
カップルの彼女をみると

怒りを口にしても、関係性がくずれないという
相手への信頼と
それくらい自分は大切にされていいはずだ。という自分の存在に対する信頼

が、無意識にあるんだろうなあ。と思う

従者が、王様に対して

「どうして自分で掃除してくれないの!?」
と叫ぶことはない。

同じ土俵、もしくはそれ以上に立っていないと、主張したい欲求や、怒りの感情さえわかないと思う。

それが良いとか悪いとかではなく、私はこれまでの人生で怒りを出さなすぎた。


怒りをだしてみる。


しかし最近、

あーやって、くちゃくちゃ食べるのやだ。
そういう風に言うの、やめてくんない?

と、家族にいうようにしている。

すると 

「家族だから、気使わんで言っていいよ。」
といっていた割に

いざいうと、不穏な空気になるし
それどころか逆ギレされる。

「あー、やっぱり言わんこっちゃない。」

とも思うのだけど、次の日になれば何事もなかったかのように修復してる。

なんだ、そんだけのことか。

と、思った。

信頼が積まれていく。


・不満を吐き出す
・不機嫌なときにムスッとした態度をとる。

そうやって一度外に出すだけでも、案外スッキリして自分の中では解決してしまうし。

その瞬間は空気が悪くなっても、それしきのことで関係性は、揺らがない。

むしろ

それくらいの愚痴を言っても、修復できたんだ。
という信頼が積み重なっていく。

だから何でも言っていいとか、あとで絶対に仲直りできるというわけではないけど。

『怒るって信頼だなあ。』と

なんだ、出してみるもんだな。
もっと自分と人を信頼してもよかったな。

と思った話でした。


おわり。

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