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#10 インタビュー記事 お客さんに喜んでもらえる施設を作るのに経験や年齢なんて関係ない。大人気サウナ「PARADISE」。25歳の館長が考える1番の現状維持とは?Part1

いつもお世話になっております。
川嶋です。

皆さまお肌の調子はいかがでしょうか?

私は、営業職を本職としながら、 300以上のサウナ施設を巡るサウナーであり、サウナ施設勤務/美容関係/グルメライターの仕事をしております。

本日はインタビュー記事となっております。
インタビュー回の2回目は、先日大手町に世界一の水風呂と100坪強の本格トレーニングジムやコワーキングスペース併設の複合施設を来春オープンさせること発表した「PARADISE」の館長である松谷さんに、施設へのこだわりやこれから挑戦したいこと、仕事にかける熱い想いを伺いました。

※この記事はPart1〜Part3の3つに分けてお届けします


はじめに

東京都港区の田町・三田エリアにあるサウナ「PARADISE」。
2022年4月にオープンし、同年サウナシュランを獲得したサウナ界の超新星。元々銭湯だった施設が銭湯居酒屋に変わり、PARADISEに変貌を遂げた歴史ある地ということもあり、銭湯の趣が残る。
そんな施設で味わうハイクオリティのサウナと2種類の水風呂、極楽浄土をイメージして作られた世界観に引き込まれてしまいました、、

PARADISE 外観

松谷さんの経歴とPARADISEで働き始めた経緯

川嶋:パラダイスで働かれてどれくらいですか?
松谷氏:7ヶ月くらい経ちました。

川嶋:PARADISEのオープンが2022年の4月でしたが、その時は何をされてたんですか?
松谷氏:その時は事務所に所属し、歌を歌っていました。

川嶋:それは意外ですね!どれぐらい音楽活動をされてたんですか?
松谷氏:大学在学中から本気で歌を習いだし、大学卒業後これからプロダクションを立ち上げるという方と一緒に活動をはじめました。

川嶋:でもなぜ急にサウナ業界で働くことにしたんですか?
松谷氏:最初から歌手としてご飯を食べられるようになるまでの猶予を2年と決めていました。2年間頑張ったんですけどなかなか思うようにいかず、、
それで、2年が経過し音楽を辞めて就職活動を始めました。転職活動の際にずっと興味があった温浴業界で働いてみたくて、温浴業界を中心に転職活動をしていました。

川嶋:なぜまた温浴業界に興味が?
松谷氏:小さい頃から父が家の近くの銭湯や日本全国の温泉に連れて行ってくれていたので、物心ついた時から銭湯や温泉やサウナが好きで。

川嶋:日本全国の温泉に行けるのは良いですね。お父さんもかなりのサウナマニアだったんですか?
松谷氏:そうですね。温泉やサウナが好きでしたが、実は、父は相当な歴史マニアで、全国各地のお城巡りが好きだったんですよ。だから、父とお城巡りをして、そのついでに温泉やサウナに行くのが定番だったんです。
そうそう、僕の「高虎」という名前は、戦国武将の「藤堂高虎」から来てるんですよ!

川嶋:そうなんですね!やけに迫力のある名前だと思いました笑
お城巡りのついでに行っていた温浴業界で働くとは人生わからないものですね。
松谷氏:そうなんですよ笑
せっかく働くなら「好きなこと」をしたいじゃないですか?
川嶋:確かに!でも、そうやって自分らしい決断ができるのはかっこいいですね。まさに、「名は体を表す」ですね笑

川嶋:色々サウナ施設がある中でなぜ、PARADISEだったんですか?
松谷氏:東京のいろんな施設を見ていたのですが、その中でも特にPARADISEは新しい施設だったので、色々挑戦ができるんじゃないかと思ったり、代表やスタッフの方々とお話しした際に雰囲気が一番よかったりしたので、PARADISEに決めました。

オステルさん(写真左) 松谷さん(写真右)

PARADISEで働き始めてから感じたことなど

川嶋:色々挑戦ができるんじゃないかと思ったとありますが、その点において入社後と現在でギャップはありますか?
松谷氏:そんなにギャップはないですね。自分でも驚くくらい裁量を持たせてくれて、素人の自分が任せてもらってもいいのかな?と思うような業務もたくさん任せてくれて楽しいです。

川嶋:温浴施設での勤務経験がないのに全部自分でトラブルを対処したり、解決したりするのは大変じゃないですか?
松谷氏:もちろん常にぶっつけ本番なので大変ですが、性格的にマメだし、「自分で管理したい」「色々なことに挑戦したい」と思っているのでむしろ嬉しいですね。その中で成長を感じますし。おかげで、大体のトラブルには慣れましたね。本当に百聞は一見に如かずとはよく言ったものですね笑

施設のこだわりや運営で大変なこと

内観

川嶋:チャレンジングな姿勢素敵ですね!次は施設について聞いていきたいのですが、まずはPARADISEのこだわりを教えてください。
松谷氏:代表が建築士であり、大工でもあるので、ものすごく空間にはこだわってますね。受付、廊下、浴室、休憩室等々「極楽浄土」というコンセプトがありながらも、一つ一つがちゃんと違うんですよ。素材とか作り方とか。でも、その違いに違和感がないような空間にしているんです。
川嶋:確かに、よく見るとちょっとずつ違うけど、受付から休憩室まで一つのストーリーとして繋がっているような気がします。
松谷氏:まさにその通りです!

川嶋:他にもこだわりはありますか?
松谷氏:施設の作りとかではないんですけど、24時間営業なので、スタッフの接客やオペレーションにムラを出さないことですかね。
川嶋:やはり、24時間だと自分だけでは管理しきれないですよね?
松谷氏:そうなんですよ。だからこそスタッフのみんなと会う時には多めにコミュニケーションをとったり、接客やオペレーションで気になることがあれば声をかけたりしてますね。実は一定のクオリティを保つことが結構大変です。

川嶋:その他大変なことはありますか?
松谷氏:PARADISEがDIYの要素が強いので、経年劣化が多々起きるんですよね。サウナストーブとかサウナの扉とか、、。そういう専門的なトラブルをぶっつけ本番で対処していくのが大変ですね。
川嶋:元々DIYとか得意だったんですか?
松谷氏:得意ではないですけど、ここではとにかくやるしかないので、やっていくうちにできるようになりましたね。

サウナ

松谷さんの仕事への取り組み方やこだわり

川嶋:施設についてのこだわりの他に松谷さん自身の仕事やサウナ運営に対してのこだわりはありますか?
松谷氏:とにかく何事も全力でやるだけですね。まだ若いんで体力はありますしね。ただ、「お客さんに満足してもらいたい」「また来てもらいたい」という気持ちは人一倍強いので、他の施設を巡って研究するようにしてます。日々勉強です。特に10月に入って料金改定を行ったので、さらにこの思いは強くなりましたね。現状維持は嫌で、「新しい挑戦をして良い施設を保つということが1番の現状維持」だと考えています。

川嶋:名言出ましたね!近年のサウナブームでサウナ施設が増えたことにより、良くも悪くもそのような心意気を持った人が経営するお店が減ってきたような気がします。だからこそ、松谷さんのような熱い気持ちを持った方がいるということはサウナ業界にとってもいいことですよね!ホスピタリティが高いように感じますが、昔からそのような性格だったんですか?

松谷氏:目の前の人や関わる人に喜んでもらいたいという気持ちは昔から強いですね。例えば、友達と旅行に行く時は、旅のしおりを作ったり、旅先で動画を撮って、その動画を自分で編集してみんなにプレゼントしたりしてましたね。そういう気持ちがお客さんに対しても出ているのかもしれません。

川嶋:素敵ですね!先ほど値段改定のお話しが出ましたが、どのような経緯で値段改定があったのでしょうか?
松谷氏:電気代や水道が上がっているということも理由として挙げられますが、、、

続きは次回(#11)に続く、、

#11では、「2023年10月からの料金改定の決断と経緯」「今後の目標や取り組みたいこと」についてお話しを伺っております。気になる方は↓をチェック!

https://note.com/saunallg/n/n0b73ba672299

PARADISEでのととのい方

PARADISEでのととのい方

https://note.com/saunallg/n/n503a298c1559

SAUNALLGとライターについて

SAUNALLG
全国300以上のサウナ施設を巡ったサウナマニアとエステサロン経営や化粧品の開発・製造を行う美容業界歴20年以上の美容家がタッグを組み、サウナと美容について考える媒体

ライター
全国300以上のサウナ施設を巡ったサウナマニア兼グルメライター。そして、営業職の傍ら副業でサウナ施設でも勤務する27歳。

そんなサウナマニアが「美肌菌」という謎の菌に出会ったことから、サウナと美容の親和性の高さに気づいてしまう。

サウナ・美容業界に革命を起こすべく、サウナと美肌菌の魅力時々グルメ情報をお届けします。

Instagram情報

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