読書の記憶 七十六冊目 「太宰治との一日 豊島与志雄」
こんにちは。広告文案家の佐藤です。以前、図書館で借りた本に「コピーライターは広告文案家と呼ばれていた」と書かれていたことを思い出したので、ふと使ってみました。薄暗い部屋の片隅で煙草の煙をくゆらせながら、ひとり呻吟しているような、どこか物憂げな雰囲気がします。
さらに付け加えるのなら、私は「企業理念の標語(コーポレートスローガンというやつですね)」を手がけることが多かったので「企業理念的標語制作 広告文案家」という肩書きを考えてみました。こうなってくると、軽みが出てきてしまってあまりよくない印象になります。意味も掴みにくいです。そんなのどうでもいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、こんなことを考え続けるのが「広告文案家」の仕事のひとつなんですよ。半分冗談で、わりと本当です。
さて、私が今まで読んできた本を並べる「佐藤の本棚」も76冊になりました。6月は太宰治強調月間と勝手に名付けておりますけれども、今回もその流れで太宰治ついて書かれた「太宰治との一日 豊島与志雄」を読んで考えたことを、書いてみました。
七十六冊目 「太宰治との一日 豊島与志雄」
少し前の話。その時私は自宅で一人作業をしていた。知り合いのSさんから「今大丈夫ですか?」とメールが届いた。まもなく22時になるところだった。Sさんからその時間帯に相談を受ける事は滅多にないので、何かあったのだろうか? と、こちらから電話をかけてみることにした。
「仕事で色々あって。なんだかほんとにごちゃごちゃして」Sさんは、ここ数日の間のできごとを話し始めた。
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今回で76冊。目標の100冊まで、あと24冊!
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