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点ではなく面の動機づけ。

『目指す理由が幾つかあった方が、人は動くのではないだろうか…』

日本各地旅を長らくしてきて、面白い拠点との出逢いも、そこを通じて得られた気付きも、今では自分の財産になっている。



「あの町に行ったら、あの人もあの人も、あの人たちもいるし、あの場所にもあの場所にも、また行きたい。あれも食べたいし、あれも飲みたいし、次はあれもやりたい。あの時期に行けば、あれがまた体験できるかな。」

自分が好きになった街を回想するとき、僕は、たくさんの人の顔や場所、要素が思い浮かぶ。

特定の誰か や 特定の一つ …いわば『点』ではなく、幾つもの要素…『面』で、そこの魅力をより強く感じてきた。


一つの魅力で惹きつけられるほど『圧倒的な吸引力』を持っていれば違うのかもしれないけど、そこを目指すにはよっぽどの "魔力" が必要になる。


今いる高知での発信を例にすると、「僕に会いに来てほしい」ではなく「とまり木が面白いから来てほしい」としたいし、もっともっとその要素を増やしたい。

「美味しいもの」「面白い活動」「変わった習慣」「その時にしかないイベント」「通好みのあれこれ」…

あまりに広域にしてしまうとぼやけてしまうけど、高知の素敵な人を紹介したり、高知の面白い情報を発信したり、面白い文化を取り上げていくなかで、「とまり木もあるし」「翔平さんもいるし」…という順番を意識してきた。



僕が何処かへ行きたくなる時の『動機』を掘り下げていくと、様々な要素が連なっていて、『行くべき理由』の積み重ねによって『行動』を選択することが多かった。

面で味わってもらい、面で歓迎する仕組みを作りながら、『また行くべき理由』を積み上げてリピートをしてもらえたら嬉しいし、はじめの一歩を踏める動機づけを、要素を点在させながら築いていけたらと思っている。



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日本微住計画 https://satoshohei.com/



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