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とある青年海外協力隊の日記

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2019年11月の記事一覧

青年海外協力隊のナミビア生活、その8[ナミビア大学・アフリカーンスという言葉]

青年海外協力隊のナミビア生活、その8[ナミビア大学・アフリカーンスという言葉]

4月7日
今日は、ナミビア大学を訪れた。
ナミビアでは、大学はひとつしかなく、それがナミビア大学。
国立だ。

大学の雰囲気は日本と一緒だ。
フランクで開放的な。
学生はすべからくとても楽しそうに見える点も、日本と一緒だ。

日本と違うのは教室が施錠されること。
先生がきっちり施錠していた。
教室が悪用される可能性があるんだろう。

晩飯にピラフを作った。
こちらのお米は日本のお米とは異なる。

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青年海外協力隊のナミビア生活、その7[リゾート地:スワコプムンドへ行く]

青年海外協力隊のナミビア生活、その7[リゾート地:スワコプムンドへ行く]

4月5日
スワコプムンドへの1泊2日旅行をする。
首都ウィントフックから500km西へいくとスワコプムンドという観光都市が、海岸にある。
ナミブ砂漠と海との境目あたりに位置し、砂漠を使ったアクティビティが有名であり、リゾート地でもある。
海沿の街だけれど、海流は寒流なので、とても涼しい。

首都Windhoekからの移動は、コンビという乗り合いバス。
バン程度の大きさの車に、荷物用の引き車が後ろに

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青年海外協力隊のナミビア生活、その6[ナミビアのスラム街を見学]

青年海外協力隊のナミビア生活、その6[ナミビアのスラム街を見学]

4月4日
今日も今日とて語学訓練。
Windhoekの現地の学校に行き、その生徒さんたちと話をする場が持たれた。
生徒たちの年齢はさまざま。
19歳だったり24歳だったり。
数学の先生だというと、試された。
log2のX=5 で Xを求めろというわけだけだが。
X=32なわけだ。
logXの625=4 という問題とか、暗算で5だと言ったら、ちょっと一目置かれたみたいなので、良かった。

生徒たちは

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青年海外協力隊のナミビア生活、その5[まだ語学訓練の日々]

青年海外協力隊のナミビア生活、その5[まだ語学訓練の日々]

4月2日
朝飯にパパイヤを食べる。
熟していて美味しい。
熟しすぎて、やばそうな部分もあったりする。
スーパーで売っている時点で、けっこうやばい野菜・果物がある。
選ぶのが大変だ。
ここから日本をかんがみると、日本のスーパーではどの野菜・果物を選んでも大丈夫と思える。

ナミビアではともかく果物や野菜がおいてあって、自分で選んで好きに買うぶん安い。
日本では、スタッフが選んでくれたり、ダメな果物や

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青年海外協力隊のナミビア生活、その4[ナミビアでの言語]

青年海外協力隊のナミビア生活、その4[ナミビアでの言語]

3月31日
青年海外協力隊は、日本で訓練をうけて、現地にいっても、最初の1ヶ月で、また語学訓練をする。
ナミビアでは隊員は英語。

ナミビアには13の部族があり、13の部族言葉があるそうだ。
植民地時代にはアフリカーンス語だとか、ドイツ語が話されていたそうだ。
アフリカーンス語は、オランダ語に近い。
その2つは、植民地政策の一環によるものなので、あまりよろしく思わない人がいる。とくに年配の方は。

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青年海外協力隊のナミビア生活、その3[服を現地調達]

青年海外協力隊のナミビア生活、その3[服を現地調達]

3月29日土曜日
朝ごはんは、コーンフレーク。
こちらのコーンフレークは甘くておいしい。

そして、こちらのヨーグルトもまたおいしい。なめらか。
そしてバニラフレーバーのヨーグルトがあり、これまたうまい。甘い。
とまらない。

そして、街へショッピング。
服を買う。わたしは、現地で買おうと決め込んで、日本からほとんど服をもってこなかったのだ。
ユニクロというかカラジャというかそういう安売り系のお店

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青年海外協力隊のナミビア生活、その2[ドル口座と事務所の話]

青年海外協力隊のナミビア生活、その2[ドル口座と事務所の話]

3月27日木曜日
青年海外協力隊が派遣される国には、JICAのオフィスがある。
そのオフィスには3種類あるとかで、JICA事務所、調整員事務所とあとひとつ。
当時、ナミビアでは調整員しかいないため、調整員事務所なのである。
世界各国にJICA事務所があるが、調整員事務所はナミビアだけなのだ。(2008年3月27日現在)

米ドル用の銀行口座の開設手続きを実施する。
今後は、3か月分の生活費が米ドル

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青年海外協力隊のナミビア生活、その1[銀行口座をつくる]

青年海外協力隊のナミビア生活、その1[銀行口座をつくる]

3月26日
当時は、ナミビアに日本大使館がなかったので、南アフリカにある日本大使館に挨拶をして、それでからナミビアにいく。
なので、南アフリカにも1泊くらいした。

朝早くに南アで宿泊したゲストハウスを出て、空港へ。
空港はヨハネスブルグの北側あたりにあった。
そして、ナミビアへ飛ぶ。2時間半ほど。

ようやくナミビア。
ナミビアの飛行場はサバンナというかステップのど真ん中にあるようで、まわりにな

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青年海外協力隊のナミビア生活、その0[日本から移動する]

青年海外協力隊のナミビア生活、その0[日本から移動する]

2008年3月24日
この日は長い一日。
感覚だけではなく、実際にも。
なぜならば、日本からアフリカへと移動するので。
時差の都合上、32時間くらい、24日を過ごすことになる。

8:25 伊丹発 9:40 成田着
15:15 出発ロビー集合
18:15 成田発 22:15だったかに香港着
で、23:50に香港を出て、次の日の朝7:00にヨハネスブルグに到着する。
そういうわけで、長い一日。

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青年海外協力隊の訓練でやった興味深い講義:問題解決の優先順位

青年海外協力隊の訓練でやった興味深い講義:問題解決の優先順位

世界中で、いろいろな問題がある。
たとえば、順不同で、以下のような問題がある。

・地球温暖化
・オゾン層破壊
・森林破壊
・種の喪失(動物絶滅)
・汚染(工業汚染とかかな)
・人口爆発
・病気(エイズやら狂犬病やらなにやら)

たぶん他にもいろいろと問題はあるんだけれど、今回は、この7つのみとする。
さて、【あなたが大統領で、これら7つの問題に優先順位とつけるとしたら、どうなる?】

さぁどうす

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青年海外協力隊の訓練体験記(45日目~65日目(最後)まで))

青年海外協力隊の訓練体験記(45日目~65日目(最後)まで))

【2月25日】
生活技法。
鶏をさばく講義がないなぁと思っていたらここにあった。
選択制で、日本伝承遊びとか作動とか自転車メンテナンス、バイクメンテナンス、散発、鶏解体とかから2つ選ぶ。

もちろん、鶏解体を選択。
生きた鶏の首を切った。
鶏好きである以上、とてもよい経験をした。
肉を食べる者は、すべからく受けると良い研修である。

あと、レッスン5の準備のため忙しかった。
睡眠時間が減る。

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青年海外協力隊の訓練体験記(30日目~45日目くらい)

青年海外協力隊の訓練体験記(30日目~45日目くらい)

【2月9日】
理数科教師のみ語彙テスト。
テクニカルワードのテストだ。
きっと想定どおりの出来だろう。

終わったあとは異文化コミュニケーションのレクリエーションと講座。

【2月10日】
午前中にいろいろと宿題とか。
15時からは映画上映会。
「12人の優しい日本人」
見るのは2回目だけど、やっぱり面白い。
コミカルだけれど、内容がある。
深いんだけれど、笑える。

そんな授業をしたい。

夕食

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青年海外協力隊の訓練体験記(20日目~30日目くらい)

青年海外協力隊の訓練体験記(20日目~30日目くらい)

【1月26日】
開発教育ワークショップ。
貿易ゲームをした。
めちゃくちゃ面白くて楽しい上、世界の縮図を垣間見た。
もちろん、楽しめるかどうかは人によるけれど。

会社の入社時に似たようなゲームをしたことがあり、それが有利に働いた。と思う。
経験は才能をカバーする。のだ。

その後、生活班での飲み会。
3000円で食べ放題、飲み放題。すごすぎ。
味も悪くない。
ただ、門限が22時。時間が短いように

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青年海外協力隊の訓練体験記(10日目~20日目くらい)

青年海外協力隊の訓練体験記(10日目~20日目くらい)

 【1月18日】
ボランティア精神とは何か?という講座があった。
ワークショップ形式。
今回の訓練の意味を問うのが1問目。
ボランティア精神とは?というのが2問目。
私のグループでは、みんな自分の意見を出してくれたように思う。

というのは、フリーディスカッション(今回のは25分くらい)では、なかなか思うように自分の意見を出すのが難しい場合がありえる。
ファシリテータもいないし、KYとか言われる昨

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