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青年海外協力隊のナミビア生活、その2[ドル口座と事務所の話]
3月27日木曜日
青年海外協力隊が派遣される国には、JICAのオフィスがある。
そのオフィスには3種類あるとかで、JICA事務所、調整員事務所とあとひとつ。
当時、ナミビアでは調整員しかいないため、調整員事務所なのである。
世界各国にJICA事務所があるが、調整員事務所はナミビアだけなのだ。(2008年3月27日現在)
米ドル用の銀行口座の開設手続きを実施する。
今後は、3か月分の生活費が米ドルでここに振り込まれる。
そして、ナミビアドルに両替するとともにナミビアドルの口座にうつし、引き出すというわけ。
為替レート次第で、生活費がふえたりへったりするわけだ。
ナミビアドルは、南アフリカランドと連動していて、1:1。
南アフリカランドはナミビアでも使えるけれど、ナミビアドルは南アフリカでは使えない。
ナミビアにきて、買いたいものはたくさんある。
1月上旬に日本から船便で送っておいたダンボールはいまだ届いていないが。
調整員の方は、12月に送ったやつがまだだというので、まだまだだろう。
たいしたものは入っていないから急がないのでいいけど。
ナミビアには2人の調整員がおり、引継ぎ期間中だった。
もうすぐ任期を満了する調整員の方の、とても興味深い話を聞いた。
ヨーロッパ権化説だ。歴史的にヨーロッパの国々がいろいろなことをしたので、今このようなアフリカがある、という。
そういえば、別の方からも「アングロサクソン系はえげつないよ」と聞いたこともある。
もうすぐ任期を満了する調整員の方はナミビアにきてから、その説を思いついたという。
ナミビアで私がどのように感じるか、今後が楽しみである。
もっともっと話を聞きたいところである。そのうちに。
3月28日
オリエンテーションとか。
けっこうすぐ終わって、インターネットの時間を大量に取ることができた。
インターネットはとても便利である。2008年のときでも、快適だったのだ。
おそらく今はもっと快適になっているだろう。
夜はホンコンハウスなるところで、中華を食べる。
安い美味いというお店。たまに料理失敗するみたいだけれど、安いので大丈夫とかなんとか。
そして、派遣された同じ隊員の人の誕生日。
ショッピングモールで買っておいたケーキを食す。
甘い。
ていうか、バタークリーム。
生クリームのケーキはなさそう。
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