飯田 諭史

株式会社FUNDERLUXE/Creative Director/Florist/La…

飯田 諭史

株式会社FUNDERLUXE/Creative Director/Florist/Landscape Architect / 結婚式のプロデュースby 花ノ結婚式屋 / 写真映像のプロデュースby IN MY LIFE/  https://hana-no-wedding.com/

最近の記事

僕の地図

来月に40歳を迎える。 とても楽しい40代なんだろうなと朧気ながらもそう思っている。 そもそもどの時代も楽しいからだ。 自分の全盛期は?どの時代に戻りたいか? なんて昔ながらの集まりではありそうな会話だけど 毎年楽しく毎年 今年 が一番楽しいと生きているので 常に今なんですが。 そういえば地図を見ることが好きなのですが どの時代も楽しいけど時代ごとに生き方は変わっている。 思えば20代は戦争をしているみたいだった。 右も左もわからないけど向こうに何かある!はずた。 そん

    • 人対人の生き方を意識してみる

      今日も明日も気分良く生きていきたいなと思っています。毎日ゴミ拾いしてたらお花の神様が見てくれてるから素敵なお花が入ってくるよねと仕入れのパートナーとよく話してるし、今週はいつも以上に花運が必要だからゴミ拾いしようと皆に言ったりもしてる。 そのくらいの気持ちで日々仕事に追われててもコミュニケーションしてこうとしてます。 久しぶりにnoteを書くもんだからスタートが難しいなと思いながら書いてもいる。 もともと挨拶やリアクションはやるほうだとは思うが目を見てたかと言われると定かで

      • チューニング力が最大の課題

        花ノ結婚式屋のブランディングとサービス・商品設計は、何かを否定するとかあっちかこっちかのような対極的なモノの見方や今までにない0→1よりも 膨れ上がって飽和といよりも日々溢れ続けている現代の情報砂漠の中で たった一粒のニーズを発見をしてみたいことや丁寧になりすぎたサービスから「何をなくしてみよう!?」という発想に起源している。 結婚式への溢れかえった不満をインサイトとしたナシ婚に向けたサービス創造は、それが本来のインサイトと言えないのかもしれない。 日常的に湧き上がる不満や

        • お互いが幸せであるために

          以前にも書きましたが、 花ノ結婚式屋のご契約までの流れを整理したいと思います。 結婚式を進めていくにあたって 最初のおふたりの不安はなんでしょうか 私たちは結婚式という商品とサービスの不透明性だと思い ブランドを作る際最初にここに取り組むことを決めました。 金額が高い 予算は上がっていくと聞く どんな空間でお花で どんな人たちと どんな内容で このご時世で安全なのか 全てが契約後にしかわからないのは 本当にお互いにとって幸せなのか 私たちはお互いに幸せであるか 当日

          小さな声に耳を澄ませ

          僕はお花というツールで仕事をしています。面白いもので自然の造形物なので一つとして同じものがありません。 長さ、大きさ、葉の付き方、茎の流れ、咲き方、開花のスピード・・・。 そして、相手は声を発しません。 言うなれば、過去の経験から それは直感に近いもので明日にはこうなってるであろうと想像してモノづくりを進めていきます。 僕はまだかな、私はいけるよ。と感じるしかないのです。 その中で、そうなって欲しいなと対話をしながら。 咲きが甘ければ切り戻し(茎を切って水を吸わせる作業

          小さな声に耳を澄ませ

          非日常の中身

          僕たち花ノ結婚式屋が掲げてるコンセプトの中身に 最高と言える結婚式当日だけに力を使うのではなく未来に向けた何かを一緒に見つけ日常に戻っていけることを想いとして込めている。 そう。人は日常に戻っていく。ただただきらびやかな世界を目指してるわけではない。 僕は非日常の言葉の中に ・日常を忘れる。 ・日常のお手本になる。 この2つが潜んでいると思っています。 非日常という言葉の8〜9割は「日常を忘れる」を含んで使われている気がしますが、花ノ結婚式屋としては「日常のお手本にな

          非日常の中身

          周波数と心地よさ

          仕事として成したいことは人それぞれだろう。 一発デカイ事をする。自分の生きた証を残す。粛々とコツコツやる。虎視眈々とやる。ゆるゆるやる。新しいことを生み出す。波風なくやっていく。仕事=プライベート。仕事>プライベート。仕事<プライベート。 どれを選んでも楽しいと思う。人それぞれだから。 タイトルの周波数と心地よさのことだけど 僕自身の楽しみ方や方向性が過去朧げながら見えてたけどハッキリとしてきた。仕事として成したいと言うよりも僕が楽しんでいることと書くほうが心地が良い。楽

          周波数と心地よさ

          ナシ婚という呼び名

          個人的にナシ婚という呼び名がどーにもこーにも気に入らない。 【ナシ婚】結婚(入籍)はするが、挙式や披露宴を全く行わないことを意味して用いられている語。 【婚】夫婦の縁を結ぶ。縁組をする。よめいり。むことり。 婚はしているので、ナシ式やナシ宴が正解ではないのか。 言葉を正確に扱えば、【ナシ × 婚(夫婦の縁を結ぶ。縁組をする。よめいり。むことり。)】は婚姻届を出していれば、縁を結んでいるのでナシ婚は法的には婚姻届を出していない夫婦が該当するのではないか。もっと言えば、お

          ナシ婚という呼び名

          切られていながら なお生きているような

          僕はお花屋さんでお花をカットするときに邪道とされる?カッター使いです。 通常フローリストナイフ、フローリストはさみ、剪定鋏などを皆使用する。 出で立ちもかっこいい鋏やナイフ。価格もかっこいい。数千円、数万円。 でも僕はカッター派。500円。 理科の時間を少しおさらい 花の茎には道管と師管がある。 道管は水・水にとけた土中の肥料の通り道。 師管はでつくられた養分の通り道。 ハサミは2枚の刃で挟み押し切ります。押し切るので細胞を潰していまします。細胞が潰れれば水の吸い上げ

          切られていながら なお生きているような

          逆も然り

          騒がれるSNS。匿名登録、裏アカウント。いつの時代も抜け道はある。法的に登録制度もどうなるのか。 ふと履歴書は生き残るのかどうなのかと思った。 今、新サービスリリースのためプロモーションを考えてる。 それ対して撮影も目下構成中。毎日モデルの情報も入ってくる。プロから素人から様々だ。情報が入るたびにインスタ、FB、ツイッターなど情報の確認をする。タグ付されていいのかしていいのか。 ユーザーの知識のほうが高い時代。 日常に置き換えても友人との食事、仕事の食事、出張の際の宿

          チクタクが聞こえる時間

          チクタク自体が止まることはない。でもチクタクは聞こえたり聞こえなかったりする。周りの環境で世界は変わる。聞こえない日のほうが多いと思う。 僕は0〜3時がとても好きだ。世界で自分しかいないような感覚に陥る。聞こえてくるのはチクタク音と自分の思考のみ。意外とこの時間が一番仕事が捗る。いや、捗りはしない。この時間にグルグルと物思いにふけ、思考を回し、悩めるだけ悩む。そのまま、スッと寝る。 起きたら不思議と思考は整理されている。脳みそは不思議だ。 今日は上手く仕事が進んだ。今日は

          チクタクが聞こえる時間

          何をしても笑ってやるよ。

          先日社内のメンバーから質問された。 「いーちゃんはどうやってモチベーション保ってるの??」 おそらく僕はキョトンとした顔をしてただろう。その人もハッとし、こいつに聞く質問じゃなかった顔をしている。 僕がモチベーションの有無や上下に左右されないからだ。日々の中でどれだけサボってやろうかなんてことも考えるし、気を抜いたりしている時もあるけど、ベースはずっと仕事が出来る。なんで?って仕事だからだ。それ以外ない。その質問した人にも「仕事だからです。」と答えた。もっと言えば仕事=面白

          何をしても笑ってやるよ。

          ニカッと笑顔でいこうよ

          アウトプットは恐ろしくその時の精神に左右される。 工業製品でない限り、ほとんどのものが少なからず影響されるんじゃないかな。 僕はお花を生業にしている。お花っていう生きてる素材だから尚更作り手の心模様や体調は大きく影響するように思います。 新卒で最大手のお花屋さんに就職して入社半年足らずくらいの出来事です。結婚式前日の制作を体調絶不調の先輩と二人で仕事を終えました。翌日です。僕が出社すると先輩が作った高砂のお花におばちゃん3~4人が群がっている。 あろう事か、「何か気持ち悪

          ニカッと笑顔でいこうよ

          記録と記憶のギャップ

          最近は家族について考えている時間が最も長い。 花ノ結婚式屋から花ノ家族婚なるサービスをもうすぐリリースするからだ。 プレスリリースに撮影ディレクション、ランディングページにコンセプト、、何よりその価値とは?顧客に伝えたいことって?どうやったら伝わる? グルグルグルグル。 そーこー考えるなかで、僕にとって家族の時間ってとっても少ないと思ってしまった。記憶の話ね。 人生という記録では、飯田家次男に生を授かり、36年。 両親からすると36年間家族だ。もちろん僕のなかでも家族

          記録と記憶のギャップ

          対岸に見えた人影

          昔から 綺麗なモノ作っとんねんから掃除しろや。 綺麗なものは綺麗な場所で生み出せや! なんて言葉を投げられたし、投げてきた。忙しいとついつい片付けを疎かにしてしまう。特にお花が雑多な場所にあると違和感を感じてしまいます。切り花なら尚更だ。 先日オンラインワークショップをやってみた。お花のね。ご自宅に花材だけ送って自宅にある花瓶やコップに活けるというシンプルな。 全ての事象は実験と検証。8年間、前々職の上司にいわれ続けた言葉だ。 今となっては自分の言葉のようにつぶやく。 迷

          対岸に見えた人影

          立ち位置と納品物

          昨日髪を切りました。 カラーもしました。 その日の午前中の会議で、そのプロジェクトのゴールは何だろな?何を持って納めることになるのか??なんてことを考えていたので髪を切られながら表題のことを考えていました。 その時、美容師さんにカットされたり、シャンプーしてもらったり、マッサージしてもらったりと至れり尽くせりなわけです。 プライス表からすれば、カット&カラー。 美容師さんの納品はカット&カラーなわけですが、 人それぞれの目的や感じ方やシチュエーションからする納品物が沢山

          立ち位置と納品物