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姪っ子との対面と、終わりつつある夏〈帰省7日目〉

あなたはずっと手を振って笑ってくれた
帰り道迷わないように
もし前を向けなくなった時も
振り返ればいつも見えるように
愛されている事に
ちゃんと気付いている事 いつか歌にしよう
ちゃんと返したい事 いつか歌にしよう
手紙/back number

今年の春、兄夫婦の間に女の子が生まれた。
ついに今日、その姪っ子との対面を果たした。

「逃げるは恥だが役に立つ」の
新春スペシャルでは
星野源さん演じる平匡さんが
生まれてきた赤ちゃんを見て
「生物だ…」と言っていたけど
最初に姪っ子を見た時
まさにそんな反応をしてしまった気がする。
(「生物だ…」とは言ってないけど。)

自分の身近にいる、2人の人間のあいだに
もう1人の人間が生まれるという
その生命現象自体に、感動してしまうし
それは当たり前のようで
すごく尊い出来事だと思う。

抱っこもさせてもらった。
自分は末っ子ということもあって
赤ちゃんを抱っこするのは
たぶん今日が初めてだったと思う。
落としてしまったらどうしよう、と
ビビりながらもやってみる。

抱っこして最初に感じたのは
「意外に重い」ということ。
兄はすでに腱鞘炎らしい。大変だ…。
小さな手に自分の指を差し込んだら
ぎゅーっと握ってくれた。
キック力が強かったので
サッカーやってほしいな(伯父の傲慢)。
最初は目を合わせてくれたけど
だんだん涙目になってきた。ごめんよ。
やっぱり、ママとパパの腕の中が
落ち着くらしい。
識別できるんだなあ。

自分が赤ちゃんだった頃のことも
母が教えてくれた。
なかなか寝ない子だったとか
最初に発した言葉が「パン」だったとか。
小さな体から、ここまで大きく育ててくれた
親という存在の偉大さを
姪っ子に対面したことで、改めて感じた。

👶👶👶

「サザエさん」の始まる6時半。
東京ならとっくに暗くなり始めているけど
大分はまだ明るい。
庭ではツクツクボウシが鳴いていた。
夏が、終わりつつある。

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