フクコミ@福祉にコミット

福祉受給芸人 | 大卒→パニック障害とうつ病発症→障害年金申請予定

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記事一覧

固定された記事

パニック障害を経てうつ病になりました

みなさんこんにちは。 今回は僕が、パニック障害を経てうつ病になってしまった経過について、その経緯を詳しく話していこうと思います。 全て無料で読めますが、少しでも…

雑談が苦手なうつ病患者が取り組むべきメタトークとは

自分に嘘をつくことは他人を不快にさせる私はうつ病になってしまう原因として、「自分に嘘をつく」ことが一つ挙げられると思います。 他人から意見の同意を求められて、本…

うつ病患者が幸せに生きるための方法

うつ病になると確実に幸福度は下がります。働いて社会に貢献することはできないし、趣味も楽しむことが難しくなります。 ではうつ病を長く患っている人が今より幸せに生き…

嘔吐恐怖症を根本から治す方法

治療は2段階に分かれる私はパニック障害に伴う嘔吐恐怖症も患っていましたが、現在では吐くことへの恐怖感はかなり薄れ、克服しつつあります。 そこで今回は嘔吐恐怖症へ…

[アモキサン]うつ病治療の最後の一押しとなる薬

うつ病治療には段階があり、急性期→回復期→維持期というふうに段階が進んでいきます。もちろん、この通り順調に回復が進めば良いですが、多くの人が回復期にいまいち体調…

うつ病急性期の頓服薬は積極的に使うべきである理由

主に使われる頓服薬の種類私のパニック障害とうつ病の急性期を振り返ると、「頓服薬をもっと積極的に使っておけば苦しまなくても済んだのに」と思うことが度々あります。 …

[閉鎖病棟入院日記]外泊訓練と障害年金

家族面談で話し合われた内容病院にて家族面談が行われました。まず母と医者とケースワーカーの3者で面談が進められ、途中で私が合流する形となりました。 退院日が約1週間…

[閉鎖病棟入院日記]入院は社会復帰を遠ざける

安易に入院すべきではない私は現在精神科の閉鎖病棟に入院していますが、その患者の中でもかなり症状は軽い方と言われています。 入院している患者のほとんどは双極性障害…

[閉鎖病棟入院日記]嘔吐恐怖症の治し方

朝起きたら吐き気がきた昨日は朝食を食べた後に吐き気がきましたが、今日は朝食を食べていないのに吐き気がきました。 とりあえずヒゲを剃って顔を洗っていたら、なぜか吐…

[閉鎖病棟入院日記]風邪をひいた

朝に喉の違和感退院のための家族面談がすぐに迫る中、どうやら風邪をひいてしまったようです。 朝起きたらなんとなく喉の奥が痛くて扁桃腺が腫れていることがわかりました…

[閉鎖病棟入院日記]病院の方が心地良くなってしまった人々

外泊訓練を乗り越えられない人入院治療が進み、「もう退院しても大丈夫だ」と医者から判断されると外泊訓練というものが始まります。 病院という閉ざされた空間ではなく、…

[閉鎖病棟入院日記]退院の準備

医師から退院の話があった私が入院している病院では週に2回ほど医師との面談があります。今回はその中でついに退院の話が出ました。 入院してからというもの、ほとんどの…

統合失調症患者のコンサータ服用がヤバい理由

noteやX上で統合失調症なのにコンサータを服用している人をけっこう見かけるようになりました。 しかし普通の精神科医であればこれがいかに危険な処方なのかわかるはずで…

[閉鎖病棟入院日記]ロラゼパムの効果の強さ

私が入院してる病院では、パニック障害の患者への頓服としてロラゼパムが処方されています。 前の病院ではクロチアゼパムを飲んでいた私からするとロラゼパムの強さがどの…

[閉鎖病棟入院日記]何度も再入院する人の特徴

私が入院している病棟は比較的症状が重い人が多いので再入院を繰り返している人も結構います。 4人部屋なので看護師と喋っている内容も筒抜けで、隣にいる人が何回入院し…

ADHD治療薬で知能は向上するのか

ADHD治療薬というとストラテラやコンサータが思い浮かびますが、これらの薬を使うと果たして知能は向上するのでしょうか。 私なりにストラテラを服用したり、コンサータに…

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パニック障害を経てうつ病になりました

みなさんこんにちは。 今回は僕が、パニック障害を経てうつ病になってしまった経過について、その経緯を詳しく話していこうと思います。 全て無料で読めますが、少しでも支援していただけると幸いです。 インターンでITエンジニアの仕事に挫折時は2年前の、僕が大学3年の春にさかのぼります。 当時、僕は就職活動を始めようとしていたものの、どんな業界に行ったら良いか全く検討がつかずにいました。 大学では情報系の学部に所属していたので、IT企業のインターンには大学2年くらいの時から行

雑談が苦手なうつ病患者が取り組むべきメタトークとは

自分に嘘をつくことは他人を不快にさせる私はうつ病になってしまう原因として、「自分に嘘をつく」ことが一つ挙げられると思います。 他人から意見の同意を求められて、本当は違うと思っていても「その通りだと思います」などと自分に嘘を言ってしまうことは多いと思います。 実はそのような嘘をつくことが会話の相手も不快な感情にさせていることがわかっています。 自分の感情に蓋をして嘘をつくことは自分にとっても相手にとっても良くないことなのです。 そこで自分に嘘をつかないために必要な「メタ

うつ病患者が幸せに生きるための方法

うつ病になると確実に幸福度は下がります。働いて社会に貢献することはできないし、趣味も楽しむことが難しくなります。 ではうつ病を長く患っている人が今より幸せに生きるためにはどうすれば良いのでしょうか。 人間は承認欲求の奴隷であるまず人間は承認欲求を満たすために生きていることを自覚しましょう。 人間の三大欲求として食欲・性欲・睡眠欲がありますが、この上に存在しているのが承認欲求です。 言ってしまえば食べるのもセックスするのも寝るのも、「他人から承認されるため」に行っている

嘔吐恐怖症を根本から治す方法

治療は2段階に分かれる私はパニック障害に伴う嘔吐恐怖症も患っていましたが、現在では吐くことへの恐怖感はかなり薄れ、克服しつつあります。 そこで今回は嘔吐恐怖症への治療をどう進めたら良いかについて書いていきたいと思います。 まず治療は2段階に分かれると思います。まずは現在吐き気が出ているのだとしたらそれを抑えるための治療、それから吐き気が出ても問題ないと思えるようになるための治療です。 1.吐き気を抑える薬を服用する嘔吐恐怖症を持つ人の中には常に吐き気があり、そのことによ

[アモキサン]うつ病治療の最後の一押しとなる薬

うつ病治療には段階があり、急性期→回復期→維持期というふうに段階が進んでいきます。もちろん、この通り順調に回復が進めば良いですが、多くの人が回復期にいまいち体調が良くなっていかない停滞期に陥ってしまいます。 今回はうつ病の回復期における停滞に効く薬を医師のブログの紹介も含めて書いていきたいと思います。 ドパミンが足りていない私の経験からいうと、うつ病の回復期においていまいちやる気が起きないとか、もう一押しにかけるという場合は脳内で「ドパミンが足りていない」のです。 ドパ

うつ病急性期の頓服薬は積極的に使うべきである理由

主に使われる頓服薬の種類私のパニック障害とうつ病の急性期を振り返ると、「頓服薬をもっと積極的に使っておけば苦しまなくても済んだのに」と思うことが度々あります。 パニック障害やうつ病の急性期に出される頓服薬としては大きく分けて2つの系統があると思います。 まず一つ目が抗不安薬です。ロラゼパムやリーゼ、メイラックスなどが代表的な薬でしょうか。 抗不安薬は依存性や耐性があるので使い過ぎてはダメだという情報はネット上にいくらでも転がっていますが、私が使ってみる限りそこまで依存性

[閉鎖病棟入院日記]外泊訓練と障害年金

家族面談で話し合われた内容病院にて家族面談が行われました。まず母と医者とケースワーカーの3者で面談が進められ、途中で私が合流する形となりました。 退院日が約1週間後に定められ、そのためには外泊訓練をしなければいけないので、急遽母の帰宅とともに実家に帰ることになりました。 病院で昼飯を食べてからすぐに荷物をまとめて母と一緒に家に帰りました。 他の患者さんからの話によると、外泊訓練をすると、刺激のない病院という閉鎖空間から刺激の多い外にでるので感覚がおかしくなるらしいと聞い

[閉鎖病棟入院日記]入院は社会復帰を遠ざける

安易に入院すべきではない私は現在精神科の閉鎖病棟に入院していますが、その患者の中でもかなり症状は軽い方と言われています。 入院している患者のほとんどは双極性障害か統合失調症、もしくは自閉症の行動障害など、かなり重い症状を呈している人です。 私はパニック障害からくるうつ病なので、その中ではまだかなり症状が軽いと言えるでしょう。 入院を経験してみて、症状が軽い精神疾患の患者は入院すべきではないと思います。 なぜなら他の患者の生ぬるい雰囲気に流されてしまって社会復帰をする気

[閉鎖病棟入院日記]嘔吐恐怖症の治し方

朝起きたら吐き気がきた昨日は朝食を食べた後に吐き気がきましたが、今日は朝食を食べていないのに吐き気がきました。 とりあえずヒゲを剃って顔を洗っていたら、なぜか吐き気が限界まで達してトイレに駆け込みました。 ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲロ 10回以上吐きました。吐いたと言ってもお腹の中には何も食べ物がないので出てくるものといえば胃液だけでした。 ちょうど朝食を配っている最中で、看護師から朝食を手渡されましたが、とてもじゃないが食べれる気配がしなかったのでそのま

[閉鎖病棟入院日記]風邪をひいた

朝に喉の違和感退院のための家族面談がすぐに迫る中、どうやら風邪をひいてしまったようです。 朝起きたらなんとなく喉の奥が痛くて扁桃腺が腫れていることがわかりました。 朝食を食べた後もなんとなく吐き気がして、トイレにこもっていました。 吐き気が限界に達して10回くらいえずいてしまいました。しかしそれ以降は吐き気はおさまってきて、喉の違和感だけが残っている状態です。 咳をしまくってる知的障害のおばさん誰からうつった風邪なのかはだいたい目星がついています。知的障害のあるおばさ

[閉鎖病棟入院日記]病院の方が心地良くなってしまった人々

外泊訓練を乗り越えられない人入院治療が進み、「もう退院しても大丈夫だ」と医者から判断されると外泊訓練というものが始まります。 病院という閉ざされた空間ではなく、現実世界というオープンワールドで1人で生活しても問題が起きないかをチェックするためです。 ただ、長期入院をしている人の多くが外泊訓練で挫折していきます。外の世界は残酷だからです。 3食昼寝付きで保護されていた病院内での暮らしとは違って、飯も自分で用意しなければいけないし、身の回りのこと全ての責任がふりかかってきま

[閉鎖病棟入院日記]退院の準備

医師から退院の話があった私が入院している病院では週に2回ほど医師との面談があります。今回はその中でついに退院の話が出ました。 入院してからというもの、ほとんどの日で体調が良かった私は、「もう退院してもよい」と医者が判断してのことかもしれません。 薬の調整も結局ストラテラが夜の服用から朝の服用になって、頓服がリーゼからロラゼパムに変わっただけです。 精神科の治療としてはおそらく最低限のものしか行っていません。入院する目的が両親と距離をとって自分の考えを整理することであった

統合失調症患者のコンサータ服用がヤバい理由

noteやX上で統合失調症なのにコンサータを服用している人をけっこう見かけるようになりました。 しかし普通の精神科医であればこれがいかに危険な処方なのかわかるはずであり、禁止されている処方のはずです。 今回はその理由について詳しく解説していきたいと思います。 統合失調症はドパミン過剰によって起こるそもそも統合失調症は脳内のドパミン過剰によって起こると言われています。諸説ありますが、現在の医学ではこれが最も支持されている説です。 ドパミンが脳の中で過剰になっている状態と

[閉鎖病棟入院日記]ロラゼパムの効果の強さ

私が入院してる病院では、パニック障害の患者への頓服としてロラゼパムが処方されています。 前の病院ではクロチアゼパムを飲んでいた私からするとロラゼパムの強さがどのくらいなのかについて書いていきたいと思います。 頓服で使った経緯まず頓服薬を使った経緯から説明すると、カフェイン入りのコーヒーを飲んだことでパニック発作が起こったからです。 私はカフェインに対してかなり敏感な体質であり、コーヒーなどを飲むとたまにパニック発作や不安発作が起こってしまいます。 具体的な症状としては

[閉鎖病棟入院日記]何度も再入院する人の特徴

私が入院している病棟は比較的症状が重い人が多いので再入院を繰り返している人も結構います。 4人部屋なので看護師と喋っている内容も筒抜けで、隣にいる人が何回入院したことがあるかなども把握することができます。 今回は何度も再入院する人の特徴を書いていきたいと思います。 言動が生理的に受け付けないまず言動が気持ち悪い人が多いです。生理的に受け付けないと言った方が正しいかもしれません。 発達障害があると診断されている私からしても、どう考えても生理的に受け付けないほど、喋り方や

ADHD治療薬で知能は向上するのか

ADHD治療薬というとストラテラやコンサータが思い浮かびますが、これらの薬を使うと果たして知能は向上するのでしょうか。 私なりにストラテラを服用したり、コンサータにとても近い成分であるカフェインを使って色々と実験をしてきたので、その成果を共有したいと思います。 基本的に知能は向上しない知能を向上させる薬のことを「向知性薬」と言ったりしますが、ADHD治療薬が向知性薬になりうるのかと言う問題です。 これに関して、私の実験した中では「ADHD治療薬は向知性薬にはなり得ない」