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『人はなぜ物を欲しがるのか』,ブルース・フッド著,白揚社発行,2023年刊行 何かを所有し…
『客観性の落とし穴』,村上靖彦著,筑摩書房発行,2023年刊行 読み終わって、久々に滅入った…
『病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな…
奇妙なちぐはぐさというか、違和感がずっと追いかけてくる本だった。 書いてあること全て…
60年前の課題が積み残されていると嘆く自分と、未知の新し過ぎる問題という訳でもないので何…
人を支配するというのは、支配者を不幸にする仕組みなのだ。 『ある奴隷少女に起こった出来…
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」とは言うけれど、その重荷とは何だろう。 『ダロウェイ夫人』バージニア・ウルフ著,土屋政男訳,光文社古典新訳文庫 物語構造において、主人公クラリッサの「分身」として描写されている存在、第一次大戦の帰還兵セプティマスのエピソードは、透けるような神々しさ美しさをただよわせつつも、全体としては悲痛さがみなぎっている。 セプティマスは、戦争中に深い絆を築いた上官が戦死し、その時に感情を失ってしまって以来、精神的失調の只中にある。
ピーターって、どこか永遠の少年イメージを負わされがちな名前ですよね。ピーター・パンはも…
イエスが着ていたという「縫い目のない衣」のような、完全な理解は、人には望むべくもないけ…
今読んでよかったなぁと思った。 『ダロウェイ夫人』バージニア・ウルフ著,土屋政男訳,光文…
悪い習慣を絶ち切り、良い習慣を身に付けることに注目した本は、今は山をなすほど出版されて…
カタログみたいな小説だなあ、という印象だった。 妊娠出産ということについて、今現在東…
人それぞれ、という言葉を、共存の提案と受け止めるか、切断の呪いとして聞くか。 ちくま…