eriko hagiwara

A Course in Miracles(奇跡講座)とともに歩んでいます。 奇跡講座…

eriko hagiwara

A Course in Miracles(奇跡講座)とともに歩んでいます。 奇跡講座をベースに置いた、カウンセリングセッションをご提供したり、クラスを開催しています。 サイト https://satomimiya.grupo.jp/

マガジン

  • SERENDIPITY

    わたしの A Course in Miracles(奇跡のコース、奇跡講座)との出会いや、歩いてきた道の話。 神の計画に導かれて生きるということ、信頼について。

  • Use Me, Holy Spirt!!

    奇跡講座関連の翻訳や紹介記事用のマガジンです。 しばらくは、旧ブログからの転載も多め。

  • Love Is a Song That Never Ends

    好きな音楽をご紹介します。 マガジンのタイトルは、バンビのテーマ曲からいただきました。 愛とは、けして終わることのない歌。

  • The Secret Garden

    趣味の部屋。 好きなものの話です。 たぶん、物語の話が多めです。

  • 神の平安が、私のただひとつのゴールです

    A Course in Miracles の出版当時、その教えを実践して生きたふたり、バーバラとロバートの物語。デイヴィッド・ホフマイスターの許可を得て、翻訳を公開しています。

最近の記事

セレンディピティの島 4

正確にいつのことだったか覚えていないが、たぶん2012年頃のことだったと思う。 わたしは日本にいた。 ある日、地元の図書館で、何気なく目をやった書架の飾り棚に、「セレンディップの三人の王子」という本が、こちらに表紙を向けて鎮座していた。 なんと。 邦訳版が出版されていたのか。いつのまに。 もちろん、すぐさま手に取り、閲覧用のテーブルに着いた。 まず奥付を見ると、もう何年も前に出版されている。 15年ほども読んでみたいと思っていた本を手にして、さあ、いったいどんな物語な

    • セレンディピティの島 3

      サンドラとスリランカに滞在した数週間のうちに、またも次の「なりゆき」が明らかになり、わたしはいったん弟の結婚式のために帰国したのち、ふたたびスリランカへと舞い戻った。 2010年から2019年までの10年間、わたしは日本とスリランカを行ったり来たりしながら、その約半分をスリランカで暮らすことになる。 その最初期の1年間、わたしは、インドで知り合ったアノージャさんという女性の家にホームステイしつつ、彼女の経営するヨガ・センターでカルマ・ヨギとして働いていた。 (カルマ・ヨギ

      • セレンディピティの島 2

        大学生の頃になると、わが家にもパソコンがやってきた。 インターネットを通じて、わたしは、自分が持っていた「セレンディピティ」の絵本が、その昔、テレビ東京で放映されていた「ピュア島の仲間たち」というアニメを元にして作られていたことを知った。 (わたしの地元ではテレビ東京は映らないので、そのアニメの存在は知らなかった。) とは言え、2000年前後にインターネットで得ることのできた情報は微々たるもので、それ以上の詳しいことはわからなかったし、あいかわらず、「セレンディップの三人

        • セレンディピティの島 1

          子どもの頃、わたしは、「セレンディピティの島」へ行くことを夢見ていた。 「セレンディピティの島」というのは、当時もっていた絵本に出てくる、きれいな珊瑚礁の海に囲まれた南の島のことだ。 それは、物語の主人公や登場人物に指定した名前を入れてギフトにすることのできる絵本で、わたしが物心つくよりも前に、親戚のおばから与えられたものだった。 実はあるとき、「この本はもう、かたちとして残っている必要はない」と強く感じて、ぬいぐるみなどとともにお寺でお焚きあげしてしまった。 だから

        セレンディピティの島 4

        マガジン

        • SERENDIPITY
          5本
        • Use Me, Holy Spirt!!
          31本
        • Love Is a Song That Never Ends
          11本
        • The Secret Garden
          3本
        • 神の平安が、私のただひとつのゴールです
          38本

        記事

          はじめに(このマガジンについて)

          わたしは過去15年ほど、 A Course in Miracles(奇跡のコース、奇跡講座)という本の教えとともに生きてきた。 たくさんのひとが「コース」を学んでいるけれど、たったひとつの体験を求める教えではありながら、そのひとそれぞれの出会いと道があり、それらは、かたちの上では十人十色のものだろう。 わたしの道は、内なる声の突然のガイダンスから始まった。 自分の内側から指示を出してくるこの声に戸惑い、長い葛藤の末に、それに従うよりほかない、と「あきらめた」とき、わたし

          はじめに(このマガジンについて)

          As The Deer

          讃美歌「鹿のように」の歌詞を訳しました。 動画の歌い手は、わたしの好きなステファニー・グレッツィンガーです。 彼女の声が、大好き。 As The Deer As the deer panteth for the water So my soul longeth after Thee You alone are my heart's desire And I long to worship Thee 水を求めてあえぐ 鹿のように わたしの魂もまた あなたを熱望します わ

          「聖霊の導きに従えば、法律を破る必要はない」とは? ブログのコラムを更新しました。 http://satomimiya.grupo.jp/blog/4924337

          「聖霊の導きに従えば、法律を破る必要はない」とは? ブログのコラムを更新しました。 http://satomimiya.grupo.jp/blog/4924337

          Take Me Home

          前回、こちらの記事で言及した、映画「Take Me Home (邦題:帰り道)」の主題歌で、映画のタイトルの元ともなったネダ・ボインの歌う、「Take Me Home 」を和訳しました。 映画の日本語字幕版には、すでにすばらしい日本語訳の歌詞がついているのですが、前回の記事に引用した映画のティーザーを観ていたら、どうしてもこの曲も紹介したくなって、翻訳してみました。 「Take Me Home」は、A Course in Miracles(奇跡講座/奇跡のコース)にインス

          Feel It To Heal It

          Neda Boin(ネダ・ボイン)はオランダ出身のシンガー・ソングライターです。 (ネダが11月に来日します! それについても記事の最後にご紹介しますね) わたしが彼女のことをはじめて知ったのは、Frances Xu(フランシス・シュー)が撮ったドキュメンタリー映画「Take Me Home(邦題:帰り道)」のティザー・トレイラーでした。 フランシスは、映画の編集に2年ほどを費やしていたので、制作が発表されてから実際に公開されるまでに、何度もティザーを観ては、胸を打つ歌声

          Feel It To Heal It

          Tu Jo Mila

          映画「バジュランギおじさんと、小さな迷子」の主題歌「Tu Jo Mila」を、日本語訳してみました。 YouTube の埋め込み動画が貼ってありますので、歌を聴きながら歌詞をお楽しみいただけます。 さてこの歌、歌詞だけ読むと、恋人に歌ってるラブソングとも読めるんだけど、これは、そうじゃないんです。 もっとずっと深い意味があるのです…… ざっくり映画のあらすじをご紹介すると…… 敬虔なヒンズー教徒のインド人青年が、偶然保護してしまった迷子の女の子を家に送り届けるため、イ

          ガイド瞑想「内側のよろこびとつながる」をアップしました。 ご活用いただけるとうれしいです🕊️✨🌈 https://satomimiya.grupo.jp/blog/4837973

          ガイド瞑想「内側のよろこびとつながる」をアップしました。 ご活用いただけるとうれしいです🕊️✨🌈 https://satomimiya.grupo.jp/blog/4837973

          バジュランギおじさんと、小さな迷子

          「バジュランギおじさんと、小さな迷子」という映画を観てきた。 主演は、インドで三大カーンと呼ばれる人気俳優のひとり、サルマン・カーン。 2015年のインド映画なのだが、日本で劇場公開された2019年当時、わたしはまだスリランカにいて見逃してしまった。 以来、いつか見たいと思い続けていたけれど、配信もされていないし、近くのレンタルショップにもないし、気づけばDVDも絶版だし、という状況であったので、SNSでリバイバルの知らせを見たとき、とてもうれしかったし、公開をたのしみ

          バジュランギおじさんと、小さな迷子

          Boom!

          久しぶりに、英語の歌を訳してみました。 日系スウェーデン人の、マイア・ヒラサワさんの『Boom!』という歌です。 Boomは、ここでは「ブーム」と読むのではなく、心臓の鼓動を「ボーン」という擬音で表現しているのです。 先日、私はSNSで流れてきた記事を見て初めて知ったのですが、この歌は2011年に、九州新幹線の開通を祝うテレビCMで使われていたのだそうです。 ところが、放映が始まってまもなく東日本大震災が起きて、放映自粛となったため、知る人ぞ知るCMなのだとか。 Y

          ティク・ナット・ハンの手記〜Call Me by My True Names

          ブログから転載。 前回の記事でご紹介した、ティク・ナット・ハンの記事を読んだとき、少し疑問に思っていたことがありました。 2011年の4月のこと。後に何度も繰り返し訪れることになった、仏教瞑想センターに、はじめて滞在しました。その瞑想センターは、スリランカの山の上の古都キャンディから、近郊の山をさらに1時間車で上った、ティープランテーションのなかにありました。通いの料理人と庭師がひとりずついるほかは、在家の瞑想の教師がひ... 詩の原題は、Call Me by My T

          ティク・ナット・ハンの手記〜Call Me by My True Names

          ほんとうの名前で呼んでください

          ブログより転載。 2011年の4月のこと。 後に何度も繰り返し訪れることになった、仏教瞑想センターに、はじめて滞在しました。 その瞑想センターは、スリランカの山の上の古都キャンディから、近郊の山をさらに1時間車で上った、ティープランテーションのなかにありました。 通いの料理人と庭師がひとりずついるほかは、在家の瞑想の教師がひとりで切り回しており、滞在できる人数も限られていましたが、とても評判の良い瞑想センターでした。 山の上で、当時は電気もなく(いまは少しだけ、共用

          ほんとうの名前で呼んでください

          闇を光に晒す / ケイト・グリーヴス

          以下は、オーストラリアのACIM教師、Cate Grievesが最近、Facebookに投稿した文章の引用と拙訳です。 (ケイトから、彼女の言葉を引用紹介する了承を得ています。) お役に立つとうれしいです。 One of the ways which was really helpful to clear the ego mind, was fully exposing all the hidden hatred. A Course in Miracles is uniq

          闇を光に晒す / ケイト・グリーヴス