瞑想に入ったとはどんな状態?
今回は受講者様からのご質問について、ご本人の許可を得て回答をこちらでシェアします。
▶この内容は音声でもお聴きいただけます。
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ここからお答えすることは、スタンダードな座って行う瞑想についてです。
瞑想の間は身体の緊張が抜けていることがとても大事ですが、身体の余計な力が程よく抜けると、両腕がずしっと重たく感じます。
人間の腕は結構重いです。体重50キロの人で片腕が4‐5キロあります。肩の力が抜けるにつれてその重みを感じます。
そして、身体の芯の体温を感じます。
健康な状態ならば深部の体温は身体の表面、皮膚の温度よりも0.5度から1度高いです。37度前後。その温かさをじわっと感じます。
私は手のひらがじわっと温かいのを感じます。そしてお腹の底、胸の奥の深いところの温かさを感じます。
これは普段外側に向いている意識が自分の内側に向いているということ。
そしてもう一つ、呼吸が自然と細く長くなっているのを感じます。
瞑想に入るときはまず呼吸を整えますが、荒い呼吸を鎮めることで荒い感情、思考が鎮まっていきます。それは心を整える準備ができたということ。
ここまでできていれば、アサナ、プラーナヤマまでできているということですから、瞑想に入っていく扉が開いています。
ただし呼吸については意識しすぎないでくださいね。長くしようとすると苦しくなってしまいますからね、自然とそうなっていくのを感じるようにします。
ヨガの運動を行うときは動きと呼吸を連動させていく、つまり呼吸をコントロールします。
でも瞑想の時はコントロールしようとしなくていいです。身体がリラックスして安心できる状態になれば自然と整っていくものですからね。
コントロールしようとすると、息苦しいだけでなく、何となく不安になってきます。
実は私子供のころにそれをよく感じていました。
呼吸を意識に上げるってことを何となくやっていたんです。変な子供ですね(笑)
意識に上げることは簡単ですが、それを無意識に戻すことができなくて、困っていたんです。普段は一体どうしているのか分からなくなってしまって。
呼吸に意識を向けているとほかのことが何もできないし、止めることもできないし、どうしよう、と思っていました。
そして試行錯誤の結果、ピアノを弾くといいと言うことに気づきました。
そちらに意識を向けると呼吸から意識が離れて自動的に自然な呼吸に戻っていくと言うわけです。
なので、瞑想中に呼吸を意識しすぎて苦しくなったときは、意識を向ける対象をお腹の底、もしくは眉間の感覚に向けると楽になるかと思います。
その先の瞑想が深まっていくところについては、動画講座「心のチューニング はじめての瞑想」をご受講の皆さんには講座の補足として追加で動画をアップします。今週末にはできると思いますのでもう少しお待ちください。
はい、今日は、瞑想に入ったとはどんな状態か?具体的にはこの3つです。
1.両腕がずっしり重たく感じる
2.身体の芯の温かさを感じる
3.呼吸が細く長く、穏やかになったのを感じる
これら目安にしてみてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
Satokoでした。ナマステ。
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